NEW

他局で高視聴率のタレント、フジ番組だけが軒並み壊滅的…タモリもさんまも有吉も

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
フジテレビ(「Thinkstock」より)
 国民的番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了して、2年がたった。2014年3月31日の『笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号』は平均視聴率28.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)を記録。共演NGといわれていたとんねるずとダウンタウンが同じ舞台に立つなど見所満載で、31年半も続いた番組の底力を見せつけた。


『いいとも』終了後、司会だったタモリのタレントとしての価値は下降するどころか、上昇し続けている。『ブラタモリ』(NHK)は土曜のゴールデン帯で視聴率2ケタを維持。昨年は大みそかの『NHK紅白歌合戦』司会のオファーがあったものの断ったと伝えられており、その存在感は色褪せていない。テレビ局関係者が話す。

「結局、タモリさんのパワーが落ちたのではなく、フジの制作力が著しく下がったことを証明してしまった。『いいとも』の終了はコーナーのマンネリ化やつまらなさなどタレントを活かせないフジ側に大きな責任があったことが明白となってしまいました」

『いいとも』終了後にフジで始まった『ヨルタモリ』は日曜夜11時台にもかかわらず、視聴率2ケタを出し続けた。しかし、タモリ側の要望によりわずか半年で終了。フジにとっては痛かった。 

「惜しむ声がありながら去ったのは大正解だったでしょう。今のフジはタレントの評価を下げてしまいかねない番組づくりをしてしまいますからね」(同)

 タモリと共に“お笑いビッグ3”の異名を持つ明石家さんまは、日本テレビ系の『踊る!さんま御殿!!』が確実に2ケタをキープし、ときによっては15%を越える。だが、フジ系の『ホンマでっか!? TV』は1ケタに落ち込むこともある。昨年4月から始まった土曜夜11時台の『さんまのお笑い向上委員会』は4%台で、裏番組の『マツコ会議』にダブルスコアで負けている。 

 有吉弘行も日テレ系の『有吉ゼミ』は12〜13%と安定しているのに、フジ系の『おーい!ひろいき村』はゴールデン帯なのに5%前後を連発してしまい、深夜帯から昇格して1年で終了に追い込まれてしまった。同じ売れっ子を使っているのに、フジの制作力が欠如していることを裏付けるデータだ。

「6~7年前くらいから、かつての名ディレクター、名プロデューサーが一斉に辞めていったことで伝統が受け継がれなくなった。そして、能力のある制作者が社内政治をうまくできずに左遷されてしまった。長年視聴率トップだったことにあぐらをかき、かつてのフジのイメージにそぐわない人事がされたことで、ズルズルと視聴率が落ちてしまったのではないでしょうか」(同)

 視聴率三冠王から陥落して5年。今では首位・日テレの背中が遠いどころか、最下位・テレビ東京の足音さえ聞こえている状態だ。
(文=編集部)