NEW

トランプ氏目下予備選快進撃中…アメリカ人にも難しい米大統領選の仕組みを徹底解説!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【「月刊サイゾー」立ち読みサイト「サイゾーpremium」より】

――世界的な注目を集めるアメリカ大統領選。候補者の中で、ひときわ異彩を放っている共和党ドナルド・トランプの躍進がもっぱら話題だが、そもそもアメリカの大統領選の仕組みが今ひとつ分からない…という向きも多いのでは? ここでは、大統領選の基本のキを徹底解説。これを読めば米大統領選のニュースがもっと面白く読めるはずです。

1605_3toku1s.jpg
『大統領でたどるアメリカの歴史』(岩波ジュニア新書)

 1年以上の長期にわたって行われるアメリカ大統領選はどういう仕組みになっているのだろうか?

 アメリカ大統領選は、共和党・民主党の公認候補を決める予備選と両党の公認候補による本選挙の2本立てとなっている。その前に共和党と民主党の違いについて述べると、保守層に支持を得る共和党は、小さな政府路線で、社会保障より個人の自由を重んじ、商工会議所や大企業に支持されている。

 それに対し、大きな政府路線で社会保障の充実を重視する民主党は、労働者層やマイノリティの支持が厚い。

 さて、現在各州で行われている予備選挙では、各党候補は党員を代表する代議員の獲得数を競わねばならない。党の正式候補として指名されるには、全体の過半数の代議員の支持を獲得する必要があり、これは共和党なら2472人のうち1237人にあたる。共和党では、トランプが過半数に届くか微妙になっており、過半数にならなければ、党大会での決選投票にもつれこむ可能性がある。

「サイゾーpremium」で続きを読む