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「年3500万円かかる抗がん剤」はウソ?医薬品開発に予算をつけず搾取される日本

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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高額な抗がん剤は本当に効果があるのか?(shutterstock.com)

 産経新聞に「1剤が国を滅ぼす」高額がん治療薬の衝撃 年齢制限求む医師に「政権がもたない」という記事が出ていた。

 最後には「だが、効果の有無が事前に分からない以上、オプジーボに望みを託す患者を選別することは難しい。その薬価は、患者すべての期待に応えるにはあまりに高額だ。」と結ばれていた。

抗がん剤開発で大きな後れを取っている日本

 この記事は、免疫チェックポイント阻害剤オプジーボを例に「がんの医療費」が高騰している状況をもとに、医療保険制度が大変だという状況を伝えているという観点では評価できる。

 しかし、今ごろ衝撃を受けているようでは、審判がスリーアウトといって守備側がいなくなってから、バットを振っているようなものだ。高額な抗がん剤は、分子標的治療薬が開発された15年位前から、大きな課題だ。今さら、衝撃的と言われる方が、衝撃的だ。そして、問題の捉え方が一面的であり、全体像の把握がされていない。