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エリザベス女王が“若き日の自分”を目撃? 『ロイヤル・ナイト』監督が明かす撮影秘話

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【リアルサウンドより】

 今年生誕90周年を迎えるイギリス史上最高齢・最長在位の君主エリザベス女王が、王女時代に、宮殿を抜け出しロンドンの街中で一夜を過ごしたという実話を基にしたイギリス映画『ロイヤル・ナイト 英国女王の秘密の外出』が、6月4日に公開される。『コズモポリス』『マップ・トゥ・ザ・スターズ』など近年のデヴィッド・クローネンバーグ作品常連のカナダ人女優サラ・ガドンを主演に迎え、1945年5月8日のヨーロッパ終戦記念日の一夜を全編ロケ撮影で映画化したのは、ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォーら共演の『キンキーブーツ』で知られる、イギリスの映画監督ジュリアン・ジャロルドだ。リアルサウンド映画部では、ジャロルド監督に取材を行い、カナダ人であるガドンを主演に抜擢した理由や、撮影時に起きた驚きのエピソードを語ってもらった。

■「シンデレラ・ストーリーの逆バージョンだと感じた」

ーーあなたはこれまで、実在の紳士靴メーカーの実話を基にした『キンキーブーツ』(2005)や、作家ジェイン・オースティンの若き日を描いた『ジェイン・オースティン 秘められた恋』(2007)、女優ティッピ・ヘドレンとアルフレッド・ヒッチコック監督の関係を描いた『ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女』(2013)など、実話や史実を基にした作品を多く手がけられていますよね。今回の作品もエリザベス女王の史実に基づく一夜が描かれているわけですが、実話を映画化することにこだわりがあったりするのでしょうか?

ジュリアン・ジャロルド監督(以下、ジャロルド):君の言うとおり、この作品は僕がこれまで手がけてきた多くの作品と同様、史実に基づいた作品なわけだが、実はそれはアクシデントのようなものだったんだ。というのは、最初に脚本を読んだ時、マジカルでおとぎ話のような面白い話だと思ったんだが、これが実話だとは知らなかったんだよ。本当にこんなことがあったのかと思って、自分なりにリサーチをした。結果、実際にあった出来事だったとわかって、本当に驚いたよ。

ーーその実話のどのような部分に惹かれたのでしょうか?

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