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「話の内容」より「話し方」! 心理学から見た「これはすごい」と思わせる3つのプレゼン技法

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 大人数の前でプレゼンテーションをしたり、誰かを説得したりする時、私たちは発信する「自分の意見」を磨き上げ、充実させて、相手に「Yes」と言わせようとします。

 これは、「中身さえしっかりしていれば、相手はこちらの言うことを聞いてくれるはず」という考えが根底にあるわけですが、『プレゼン心理術 「見た目」と「しぐさ」でイエスと言わせる即効テクニック』(内藤誼人著、日経BP社刊)によると、これはまちがい。

 本書は「話の内容」より「話し方」の方が、相手に与える影響は大きいとして、話の内容を磨くよりもずっと簡単に相手の心をつかむ方法を解説しています。

1.心理的距離を縮めたいなら、物理的距離を縮める

 自分の意見を相手に認めさせたいのであれば、可能な限り相手に近づいて話すことがおすすめです。

 これは、壇上から多くの人にスピーチをする時も同様で、ステージから降りて、最前列の聴衆と顔を突き合わせるくらいまで近づくことで、自分の話が相手に伝わりやすくなります。

 どんなに熱い物質も、離れていてはその熱が伝わらないように、話し手の熱意も、聞き手と離れていてはやはり伝わらないのです。

2.パワーポイントのスライドに頼らない

 パワーポイントは、プレゼンテーションの必須アイテムのように思われていますが、このツールに頼りすぎると、予定していた話しかできず、たとえば聴衆が退屈そうな顔をしていた時に、方向転換ができません。

 話の内容がどんなに立派でも、聞き手を退屈させてしまっては、最後まで集中して聞いてもらうことができませんし、ましてや自分の提案を受け入れてもらうことなど不可能。

 パワーポイントを使うにしても、聞き手に合わせてプレゼンテーションのアプローチを変えることができるような柔軟性は持っておきたいものです。

3.聴衆に質問をぶつける

 話し手が一方的に話し続けるだけでは、よほど興味のある内容でない限り、聞き手は眠くなってしまうものです。聞き手を引きつけて、退屈させないためには、一方的に話すのではなく、聞き手との対話を生みだすことが大切になります。

 たとえば「AはBなんです」というところを「AはBだと思いませんか?」と問いかけてみたり、聞き手に質問をぶつけながら話を展開したり、聞き手にもアクションを起こさせることで、退屈させず、なおかつ印象に残るプレゼンテーションが可能になります。

 『プレゼン心理術 「見た目」と「しぐさ」でイエスと言わせる即効テクニック』は、相手に「Yes」と言わせるための「話し方」のテクニックを解説した一冊。相手を説得したいのであれば、「話の内容」だけでなく「話し方」も磨くべきなのです。

 せっかくの自分の意見が「話し方」のせいで台無しにならないよう、常々どういう話し方で、どう振る舞えばいいか考えておいた方がよさそうです。

(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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