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イチロー以上に全米が大注目?43歳・体重129kg投手が突然覚醒!打って投げて大活躍

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初本塁打を放ったバートロ・コローン(AP/アフロ)

 米メジャーリーグ(MLB)最年長野手、イチロー(マイアミ・マーリンズ)の復活劇に沸く日本。米国では、最年長投手の43歳メッツ右腕バートロ・コローン(ニューヨーク・メッツ)の活躍も話題だ。

 6月4日(日本時間5日)、イチローが所属するマーリンズ戦で、コローンは今季2本目となる痛烈なヒットを記録した。5回にマーリンズ先発左腕ジャスティン・ニコリーノが投げた86マイル(約138キロ)の直球を、レフト前へ打ち返した。また、このヒットの打球速度について、米スポーツ誌「スポーツ・イラステレイテッド」が108.4マイル(約174.5キロ)と計測したと伝えて、驚きが広がっている。

 コローンは、メジャー通算打率.090で、5月7日(日本時間8日)にはサンディエゴ・パドレス2回戦に先発し、パドレス先発のジェームズ・シールズから左翼に本塁打を放っている。この本塁打は2003年9月19日にランディ・ジョンソン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が40歳で達成した記録を超え、投手としてのMLB歴代最年長本塁打記録を更新した。ちなみに、コローンが今までのキャリアで打った長打の数は通算3本だが、今年で3シーズン目となるメッツでそのすべてを記録しているから驚きだ。

 また話題となっているもうひとつの理由は、コローンの体形にある。最年長野手のイチローは、自身の体形についてストイックに管理しているというのは有名な話だが、コローンはイチローとは対照的でぽっちゃり体形。体重は285ポンド(約129.3kg)にもなる。インターネット上にも動画が上がるなど、コローンが走る姿や空振りシーンなどは愛嬌があって笑いを誘うのだ。ともあれ本職では通算222勝を上げている投手で、今季も4勝3敗、防御率3.27と安定感がある。


 6月4日のマーリンズ戦では、コローンとイチローの最年長対決にも注目が集まった。試合前にMLB公式サイトでは「イチロー以上にコローンを多く見てきた選手はいない」と両者の対決を紹介した。

 先発出場のコローンは、6回表にメッツが同点に追いつき、なおも2死1、2塁というチャンスで代打を送られ、お役御免となった。残念ながら、6回裏に途中出場したイチローとはすれ違う結果となった。コローンは5回、5安打2失点(自責点1)という成績だった。

 一方のイチローは、コローンが降板した6回裏2死2、3塁のチャンスに3番手投手のジェリー・ブレビンスから左中間にライナーを放ったが、メッツ中堅手のフアン・ラガーレスにキャッチされ、安打記録更新とはならなかった。勝敗はメッツが1点を追う8回に逆転し、さらに9回2点を奪って最終的に6対4で2連勝を飾っている。コローンに勝ちはつかなかった。

 43歳にして覚醒した最年長投手コローンのバッティング。次なるイチローとの最年長対決とともに全米の注目が集まっている。
(文=hメディア)