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「ランドセル高額化が家計圧迫」は大嘘!激安品多数で子供は気にせず、祖父母が喜んで購入

文=A4studio
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「我が子に買ったランドセルは約7万円。いわゆる高級に入る部類のものだと思います。ただ、これは私の両親(子供の祖父母)が入学祝いにと買ってくれたもの。私の両親は出費を痛がるどころか、かわいい孫の大切な節目にプレゼントできたことをむしろ喜んでいるぐらいでした。5万円以上する高額ランドセルは増えていますが、その価格帯のものを買うのはある程度、経済的に余裕のある家庭。一方、1万円程度で買えるランドセルもありますので、経済的に余裕がないのであればそういった価格帯のものを買えばいい。必ずしもどの家庭も数万円のものを買わなくてはいけないわけではないので、ランドセル購入によって生活費に大ダメージがあるとは思えないですね」(30代女性/小学1年生の保護者)

 確かに大手通販サイトで「ランドセル」と検索をかけると、1万円前後の価格帯の商品が数多くラインナップされている。編集部がリサーチをしたのが需要の下がった4月中旬だったため、なかには3月以前と比べて割り引かれているものもあったのだろうが、それを踏まえても1万円程度で購入できるランドセルは少なくないように見受けられた。

“ランドセルの低額化”も進んでいる

 続いて、現在小学3年生までの子を持つ保護者の声も紹介しよう。

「たぶん10年前、20年前は1万円で買える激安ランドセルって、こんなにたくさんなかったと思うので、高額化だけじゃなくて低額化しているともいえると思います。だから高額化ばかりがスポットライトを浴びていますけど、選べる幅が広がったという話にすぎないように感じます」(20代女性/小学2年生の保護者)

「5万円以上するランドセルを買うのは、正直、親や祖父母の自己満足にすぎないと思います。もちろん高級ランドセルのほうが良質な革を使っていたり縫製がしっかりしていたりとクオリティは高いでしょうし、何年も使い込めば違いも鮮明になってくるのかもしれません。でも新品であれば、子供たち目線からすれば1万円のものも10万円のものも大して差はないと思います。子供たちにとっては材質の違いなんかは二の次ですから、高級ランドセルを持っている子が激安ランドセルの子に『その色、かっこいいね!』なんて言っているのを見たこともありますし。少なくとも激安ランドセルが原因でいじめになるというのは考えにくいので、生活費に余裕がないのならば迷わず1万円のものを買えばいいと思います」(30代女性/小学3年生の保護者)

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