NEW

沖縄出身の今井絵理子、当選直後に基地問題を「これから勉強」「現状わからない」

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
自民党の公式サイトより
 10日、第24回参院選の投票が行われ、自民・公明の与党のみで改選121議席のうち過半数におよぶ計61議席以上を確保し、参院全体では憲法改正の国会発議に必要な3分の2(162議席)以上を確保する勢いだと、メディアは一斉に報じている。


 一方、米軍基地問題で揺れる沖縄選挙区で現役の沖縄・北方担当大臣である島尻安伊子氏が落選するなどの波乱も起き、政府の基地問題への取り組みに対し県民が厳しい評価を下していることが浮き彫りとなった。

 その沖縄出身で注目のタレント候補者だった今井絵理子氏(自民党公認、比例区)は早々に当選確実となったが、その今井氏が驚きの発言をした。

 今井氏は、テレビ番組『TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京)に中継で出演。司会のジャーナリスト・池上氏が米軍基地問題について質問すると、今井氏は「12歳から東京のほうでずっと活動を続けていまして、今の(基地問題の)現状というのがわからなかった。しかし、(選挙期間中に)1回沖縄に入って県民の話を聞いたりしていくうちに、もっと足を運んで取り組んでいかなければならない問題だなと感じました」と発言した。

 これを受けて池上氏が、「つまり沖縄の問題について、立候補して初めて色々考えるようになったということでしょうか?」と質すと、今井氏は「はい、そうですね、はい」と認めた。さらに池上氏が「これから沖縄の問題を考えていく、ってことですね?」と突っ込むと、今井氏は大きくうなずき、「これからきちんと向き合っていきたい、その課題に取り組んでいきたい」とコメントした。

 一連の今井氏の“素直な”発言を受けて池上氏は、「沖縄の問題について認識を深めて、自民党の政策ってどういうものなのかを知ったうえで立候補されているのかと思ったら、『これから勉強します』っていう話でしたね。ちょっとびっくりしました」と呆れた様子をみせた。

一流の質問力


 テレビ局関係者が語る。

「池上さん一流の意地の悪い質問に、まんまと今井さんが引っかかったという構図でしょう。話している今井さんが最後まで、それが問題発言だと気が付かず笑顔で話している姿が、気の毒にすら感じてしまいました。池上さんはこのほかにも同番組内で、公明党当選者に『各国の日本大使館では創価学会員が定期的に会合を開いているというのは本当ですか?』と質問したり、三原じゅん子(自民党)さんから『(神話中の人物とされる)神武天皇は実在した人物』などという発言を引き出したりと本領を発揮していました。各局の選挙特番のなかで、また視聴率トップを取ったのではないでしょうか」

 国政選挙のたびに池上氏の“タブーなき質問力”が注目を浴びる。
(文=編集部)