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女性の20人に1人は風俗嬢経験?ほかに何もできない…風俗嬢引退後の過酷人生

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GAPの店舗(「Wikipedia」より/Kakidai)
 借金、家庭の事情、頼る人がいないなど、さまざまな理由を抱えた女性が「生活のため」として行き着く、風俗店勤務。『夜の経済学』(扶桑社)の執筆者である経済学者・飯田泰之氏は、データ上は日本人女性の20人に1人は風俗の仕事を経験している計算になるとも伝えた。また、同書では風俗店勤務女性の「セカンドキャリア」を支援する一般社団法人「GrowAsPeople」(GAP)という団体にも触れているが、このGAPは5月16日付「朝日新聞デジタル」でも紹介されている。


 記事によれば、GAPは「風俗以外に職業経験が乏しい女性たちに、スキル(技術)を身につける場を提供」している団体とのこと。同団体について調べてみると、その設立は2012年。代表理事・角間惇一郎氏は「どんな状況でも孤立せず次がある」社会づくりを掲げ、女性の風俗からの卒業と次の道を歩むための支援を行っているという。

 実際に都内の風俗店に勤務する20代女性に、このような団体があることをどう思うか聞いてみた。

「この仕事は年齢を重ねるにつれて厳しくなるのは確かなので、本当に辞めようと思った時に支援してくれる誰かがいるということは、それだけで心強いかも」

 この女性は家庭の事情で故郷を飛び出し、奨学金を返済しながら風俗で働く生活を5年ほど続けているとのこと。しかし、そう語る一方で、彼女は「本当に辞めようとはまだ思っていない」とも。

「いつかその時は来るだろうけど、年齢的にもう少し働ける気がしていて……。それに私は高卒だし、やっぱり普通に仕事に転職するなんて無理なんじゃないかと不安に思う。時間の融通が利く風俗に慣れてしまって、一般的な“週5日間、朝から夕方までの規則正しい仕事”に自信がない。貯金もないから1カ月先の給料日なんて待てないし、その点でも風俗は即払いだからありがたい。履歴書に書ける職歴もなく、ほかにやりたいこともないから今はまだ風俗でいいやと思ってしまう。現実から逃げているだけかもしれないけど」

 当面はGAPなどを頼るつもりはないと語った。

若いうちに風俗からの離職を真剣に考えるべき


 一方、数年前に風俗店から卒業した30代女性は、転職を決めた当時GAPのような団体を知らなかったため、苦労したという。