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「日本映画をハリウッド風に作ってはいけない」 美術監督・種田陽平が語る、表現のオリジナリティ

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【リアルサウンドより】

 中国で400億円以上の興行成績を記録した映画『モンスター・ハント』が8月6日から全国公開される。本作は、妖怪と人間が共存する世界を舞台に、ひょんなことから妖怪の王子“フーバ”をお腹に宿してしまった青年・テンインと、彼を守るモンスター・ハンターのショウランの旅を描いたアクションファンタジー。監督は、人気アニメーション『シュレック』シリーズを制作したラマン・ホイが務め、美術はクエンティン・タランティーノや三谷幸喜らの作品に参加する美術監督の種田陽平が担当している。リアルサウンド映画部では美術監督の種田陽平にインタビューを行い、本作の美術を構築するまでの過程や近年の中国映画にまつわる話を語ってもらった。(4月中旬に収録)

■「中国にはファンタジー映画を作る土壌がある」

ーー本作に携わることになったきっかけを教えてください。

種田陽平:キアヌ・リーブス監督作の『ファイティング・タイガー』の仕事で北京に滞在していた時期に、『モンスター・ハント』のプロデューサーのビル・コンさんからラマン・ヒュイ監督を紹介されたことがきっかけです。たしか、2012年の春頃だったかな。キアヌの映画の準備でとても忙しい時期で、正直に言うと最初はあまり乗り気にはなれませんでした(笑)。その後も北京で何度もプロデューサーやラマン監督と話をする機会があって、その時にアイデアも出しながら話していたのですが、気が付いた時には完全に参加する方向で話が進んでいましたね(笑)。

ーーラマン監督からは、美術に関してどんなことを求められましたか?

参考:続きはこちら