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ケンタのチキン食べ放題、食べてみたらグロッキーな惨状に…客全体にゲンナリ感

文=牛嶋健/A4studio

 そして当日予約した開始時刻である17時の20分前に店舗に到着し、料金を前払いしていると、今から参加できるのか確認をする客が3組。3組ともに「参加可能」と告げられて、その場で料金を支払っていたのを見ると、空き状況さえあれば当日でも問題なく参加できるようだ。

 訪れた店舗がレジとキッチンが一階、イートインが二階というタイプの造りであったため16時50分になると店員が、参加客を二階に誘導し始める。着席すると早速、食べ放題のメニューが運ばれてきた。

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リブ、リブ、キール、リブ、リブ、キール……

 食べ放題のシステムを改めて説明すると、制限時間は45分。これはキッチンタイマーのようなものでカウントされていた。最初にオリジナルチキンが3つ、ビスケットが1つ、フライドポテトが1つ、そしてソフトドリンクが1つ、プレートに載せられてきて、これを完食することでおかわりが可能になるというもの。

 ソフトドリンクはペプシコーラ、ペプシネックスゼロ、ジンジャーエール、メロンソーダ、ウーロン茶、アイスティー、アイスコーヒーの7種類からチョイス。こちらも事前に予約や申し込みをする際に伝える仕組みとなっている。ここでは、脂っこいものを食べるのでウーロン茶を選択しておいた。

 そして17時の開始時刻5分前ではあったが、今回の参加者が全員揃ったため、時間を繰り上げてスタート。店員も初めてなのかバタバタとケチャップやウェットティッシュを用意しながらのスタートとなった。

 まずはオリジナルチキンを久しぶりに食べてみると、確かにうまい。スパイシーな衣と柔らかい肉質は確かに食べ応えがあるもの。マクドナルドの「シャカチキ」やファミリーマートの「ファミマプレミアムチキン」とはやはり一線を画しているように感じられた。さらに、ビスケットもモチモチとしていて胃にずっしりとくる。

 しかし、最初のプレートで運ばれてきたチキンはリブが2つでキールが1つ。リブとは鶏のあばら周辺の胸肉で、キールは胸肉。もも肉であるドラムなどに対して骨が多いため食べづらく、身が多少パサついているのが特徴だ。咀嚼しようにも、口の中の水分が、肉と熱さで失われていき頻繁にウーロン茶を口に運ばざるを得ない。他の参加者は一番早い人では7分程度で最初のおかわりに立って次のチキンに取り組んでいるが、筆者は10分かけて最初のプレートを食べ終わり、おかわりに行くこととなってしまった。

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