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リオ五輪、サッカー日本代表が驚くほど弱すぎる…実力ないDF起用がまったく意味不明

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(L to R) 植田直通/Naomichi Ueda, 遠藤航/Wataru Endo, 矢島慎也/Shinya Yajima (JPN), AUGUST 4, 2016 - Football / Soccer : Men's First Round Group B between Nigeria 5-4 Japan at Amazonia Arena during the Rio 2016 Olympic Games in Manaus, Brazil. (Photo by YUTAKA/AFLO SPORT)

 リオ五輪の開会式に先行してスタートした男子サッカー。日本はBグループ初戦でナイジェリアと対戦し、4-5で敗れた。ナイジェリアは相次ぐ飛行機トラブルで、試合開始わずか7時間前に現地入り。当然のように動きは重く、絶好調時のナイジェリアとは程遠い終始低調なパフォーマンスだった。だが、それ以上に日本の出来は悪く、1点差とはいえ、ポジティブな要素のほとんどない初戦となってしまった。

 今回、手倉森誠監督はDFをベースにチームづくりを行った。メンバー選びも少ない選手枠のなか、ボランチで起用できる選手を4人も集め、さらにDFラインでも戦える選手を揃えた。貴重なオーバーエイジ3人枠のうち2枠を、DFの塩谷司、藤春廣輝に使用している。

 しかし、手倉森監督の思惑どおりにはいかず、日本の守備は崩壊。しかも、5失点すべてにこのDF2人の凡ミスが絡んでいる。一体なぜ、彼らは活躍できなかったのだろうか。

「2人がオーバーエイジとして選ばれたのには、まったく納得できない決定的な矛盾が存在します。オーバーエイジというのは、23歳以下の若い代表に国際経験と知識を与えなければいけない存在です。ですが、この2人は世代別の代表にも選ばれた経験がほとんどなく、フル代表でもあまり出場機会を得ていません。つまり、国際経験がほぼ皆無なのです。しかし、もともと選ばれている23歳以下の五輪代表は各年代で代表に選ばれ続けているエリート揃いで、明らかに2人よりも国際経験が豊か。自分たちが一番経験不足なのに若い選手を引っ張る役をやらされているのですから、2人が試合で浮き足立ってしまったのも理解できます」(スポーツライター)

 オーバーエイジの選手は、厳しいアジア予選も、ナイジェリア対策として行った強化試合の南アフリカ戦もガーナ戦も出場していない。チームのなかでもっとも準備不足といえよう。さらに2人とも年齢は27歳と、決してベテランとはいえない。一番経験不足の2人が、一番責任の重い役を担わされるのは少し酷なように感じてしまう。
(文=沢野奈津夫)