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引退したオリンピック選手を待ち受ける未来~中国では8割が<失業・障害・貧困>に苦しむ

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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露天商で生計を立てる唐穎選手

 リオ五輪の報道では、メダル獲得という成果が出れば賞賛の嵐。メダルが取れなければ、数秒のコメントと映像だけを残して、次のスポーツに移っていく。

 人は、メダルを獲得した人間の晴れ姿を見て感動する。そして、次のオリンピックまで、その競技のことも、メダリストのことも忘れていくのが普通だ。各国のオリンピック選手たちの引退後の人生がどうなっていくかなど誰が考えようか。

 かつて共産圏では、オリンピックで金メダルを獲得すると、一生の生活が保障されると言われた。冷戦構造の鉄のカーテンで仕切られた中、真実はよくわからなかったのだ。しかし、最近になって各国のアスリートの現実が次第にわかってきた。大紀元時報がそんな中国のオリンピック選手の帰国後の現実を伝えている。

オリンピック選手が大道芸や露天商で食いつなぐ

 中国で飛び込み競技のアジアチャンピオンだった、唐穎(とうえい)選手は、2004年のアテネ五輪に向けての国内予選で敗退し、引退を余儀なくされた。

 水泳の飛び込み競技の世界しか知らなかった唐さんは、普通の社会生活に慣れることに苦労した。とくに就職で困った。彼女と同じようにスポーツ競技をしていた女性たちは、官僚や富裕層の愛人として生きる道を選んだ。
 
 高身長でスタイルも良く、容姿端麗の彼女に、役人も金持ちも「愛人になれば生活の面倒を見てあげる、就職のチャンスをあげる」と誘ってきた。誇り高い唐さんはこれらをすべて断った。「生活は困窮しても愛人になりたくない」。いま彼女は露店経営でぎりぎりの生活をしている(写真)