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「貧乏ゆすり」がエコノミークラス症候群を防ぐ! 下半身の血流アップで健康増進

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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「貧乏ゆすり」は健康にいい!(shutterstock.com)

 座っているときに、膝を上下に揺する「貧乏ゆすり」。その語源には諸説ある。高利貸しが貧乏人から取り立てる際に足をゆすることが多かったから。 江戸時代に足をゆすると貧乏神に取り付かれるといわれていたから。 貧乏人がせかせか動いているように高貴な人からは見えるから……。

 この貧乏ゆすりが、実は「健康に良い」という側面があることを、米国ミズーリ大学のジェイム・パディラ助教授(栄養・運動生理学)が発表した。「貧乏ゆすりは下肢の血流を増加させ、驚くべきことに動脈機能の低下を十分に予防しうることが判明した」というのだ。

立ったり歩いたりできない空間では「貧乏ゆすり」を

 いわゆるエコノミークラス症候群と呼ばれる症状がある。医学的には「静脈血栓塞栓症」という。長時間、狭い空間に座っている(またはじっとしている)と、下肢に血流が流れにくくなり、血栓ができやすくなる。この血栓が肺に流れ込み肺動脈が詰まってしまうと、肺の酸素吸収の機能が低下して息苦しくなり、最悪の場合、死に至ることがある。