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木村隆志「現代放送のミカタ」

人気若手俳優たちがネクラ&話し下手を隠さない事情とは?松坂桃李、窪田正孝、染谷将太…

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山田孝之
 若手俳優たちに何が起きているのだろうか? このところ、主演クラスのイケメン俳優たちが、次々にネクラな素顔を自ら明かしている。


 なかでも松坂桃李の「休日は家で一言も発しない」「ムカつくヤツを追い込む妄想をする」という発言は衝撃を呼んだ。さらに松坂は、「趣味がない」「友達がいない」などのネクラ発言を連発し、さわやかで華のあるルックスに不相応なキャラで視聴者を驚かせた。

 そのほかにも、人見知りで挙動不審な言動が目立つ窪田正孝、ボソボソとうつむきながら話す池松壮亮、極度の映画オタクでプロレスのデスマッチ好きな染谷将太、「外気が嫌い」という潔癖症でガンプラ(ガンダムのプラモデル)作りが趣味の本郷奏多……ネクラどころか真っ暗な闇に近いレベルだが、いずれも将来を嘱望されている20代のトップ俳優だ。

 ネクラで口数の少ない俳優は昭和の頃から存在していたが、若くても30代以上で、そのほとんどが中堅・ベテラン俳優だった。年相応の「明るい好青年」とは対極であり、若々しさとは無縁の彼らが、なぜトップシーンを独占しているのだろうか?

メンバー全員が自虐ネタを持っている嵐


 俳優のネクラキャラは、「活躍するほどネクラさを口に出す」意図的タイプと、「俳優をしている時以外は本当にネクラな」自然体タイプに分かれる。

 まず「活躍するほどネクラさを口に出す」意図的タイプの狙いは、好感度のバランス。もともと俳優は「役の邪魔になる」「イメージを持たれるのはよくない」とプライベートを語らないのが普通だったが、メディアとインターネットの発達や宣伝活動の義務化が進み、“ダンマリ”が許されない時代になった。

 しかし、大半の視聴者よりルックスや収入面で勝る俳優がプライベートも充実していると、「幸せすぎる」と反感を抱かれ、作品に共感されにくくなってしまう。だから、ネクラなエピソードでバランスを取っているのだ。

 わかりやすい例が嵐のメンバー。大野智は「釣りと創作の地味な休日」、二宮和也は「ケチで極度のゲーマー」を公言するなど、ネクラな素顔を明かして一般層からの親近感を獲得した。そのほか、櫻井翔は「服など買い物のセンスが悪い」、相葉雅紀は「グダグダで空気を読めない」、松本潤は「ひとり言が多い」など、全員が自虐トークを持っている。

 彼ら以外にも自虐コメントを口にするイケメンタレントが増え、それを見て育ってきた20代の若手俳優たちは、自らにネクラを採り入れてバランスを取っているのだ。

 また、「ネクラキャラにしておけば、あまりしゃべらなくてもいいから楽」という若手俳優も確実に存在する。このタイプは、特に宣伝活動の多いドラマにはあまり出演せず、映画や舞台を主戦場にする俳優に多い。

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