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脳の重さと知性は比例しない?~ヒトの大脳が巨大化してきた理由

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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ヒトの脳はどうして大きくなった?(shutterstock.com)

 「大脳が大きくなったために、ヒトの知能や知性が進化した!」これが今までの進化の定説だった。しかし、この定説を揺るがす研究発表が出てきた。

 人類学の定説によると、ホモ・サピエンスの大脳が大きく発達した要因は、原人類が樹上から地上に降り立ち、両手が自由に使えるようになったため、外反足による直立二足歩行が可能になった。

 その結果、捕食者から身の安全を守り、獲物を獲保して生命を保ちながら、地上生活により適応できたので、大脳の容積が次第に増大し、知能や知性が進化したとされる。

脳が大きくなったのは大脳への血流量の増加

 世界有数の科学誌『Open Science』(8月31日号)によれば、オーストラリア・アデレード大学のRoger Seymour氏(生態・環境学)らの研究グループは、ヒトの知能や知性の進化した主な要因は、大脳への血流量の増加に伴って動脈が太く変化した帰結であると発表した。