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新見正則「医療の極論、常識、非常識」

腹巻きに驚愕の効能!万病予防に劇的効果…危険な「秋バテ」体調不良、なぜ多発?

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規則正しい生活が大切


 そこで、常識君のコメントと質問です。

「では、気圧の低下と湿度で症状が出るのかもしれませんね。まだ科学的に解明できないことはたくさんあります。そんな科学的な根拠が明らかでなくても、秋バテを防止する対策はありますか?」

 極論君らしくない意見です。

「さっさと真夏を忘れることですよ。そして体を温めることです。腹巻きは不滅の健康管理の道具ですよ。真夏でも腹巻きをしていて構いません。最近は女性用のおしゃれな腹巻きもたくさんあります。ぜひ試してください。飲み物は温かいもの、そして食べ物も温かい物がいいでしょう。お風呂にゆっくり入るのもいいですよ。また睡眠不足は不調を増強させる大敵です。規則正しく生活しましょう」

 常識君の質問です。

「夏から秋にかけて、風邪が長引く人がいますが、なぜかわかりますか?」

 極論君のコメントです。

「風邪は急性発熱性疾患で、ウイルス感染症です。自分の免疫力で撃退するしか根本的な治療方法はありません。そのために体が行うことが発熱です。日頃の体温よりも高い温度に設定するのです。うまく発熱できる人は、風邪がすぐに治ります。夏から秋にかけて風邪が長引く理由のひとつが、クーラーと冷たい飲食物で、せっかく温めるモードに入った体を冷やしてしまうことです。もしも風邪を引いた場合には、体を温めることを心がけましょう」

 常識君の追加発言です。

「最近の冷房は抜群の威力です。都会の電車などはドアが開くたびに熱風が入りますが、閉まると強力な冷房効果で相当冷えます。そしてまたドアが開きます。同じようなことがあちらこちらで生じます。寒暖差があまりにも激しすぎます。そんなときには自律神経が故障します。自律神経とはオートマチックに体のいろいろな要素を整える神経です。そんな働きがオーバーヒートするのです。夏バテをなんとか乗り越えても、その後の秋バテにつながるのです。自律神経の消耗を極力生じないように規則正しい生活が大切です」

 今回は、常識君、非常識君、極論君とも実は同じような意見でした。
(文=新見正則/医学博士、医師)

●新見正則(にいみ・まさのり)
1959年生まれ
1985年 慶應義塾大学医学部卒業
1985年~ 慶應義塾大学医学部外科
1993~1998年 英国オックスフォード大学医学部博士課程
1998年~ 帝京大学医学部外科に勤務

幅広い知識を持つ臨床医で、移植免疫学のサイエンティスト、そしてセカンドオピニオンのパイオニアで、モダン・カンポウやメディカルヨガの啓蒙者、趣味はトライアスロン。著書多数。なお、診察希望者は帝京大学医学部付属病院または公益財団法人愛世会愛誠病院で受診してください。大学病院は紹介状が必要です。

腹巻きに驚愕の効能!万病予防に劇的効果…危険な「秋バテ」体調不良、なぜ多発?のページです。ビジネスジャーナルは、連載、台風腹巻き風邪の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

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