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レーシック、後遺症被害者多発で手術数9分の1に…常に激痛や視覚障害、国が注意喚起

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レーシック難民の後遺症は、多岐にわたります。視力が矯正されすぎたことで遠視になり、きつい眼精疲労に悩む人から、レーシックで角膜に作成する『フラップ』という角膜の一部分の術後の接着が悪く、常に目に激痛を感じるようになってしまった人、角膜を凸凹に削られてメガネやコンタクトを使っても視力が出なくなった人、もともと角膜が薄いのに手術を受けた結果『エクタジア』という最終的に失明の可能性もある状態にされた方もいます」(同)

 なかには、後遺症に耐えきれずにうつ病を患って失職する人もいるという。こうした実情を受けて、消費者庁と国民生活センターは13年に「レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!」と注意喚起を行っている。この呼びかけも、レーシックの手術数減少に大きく関係しているといわれている。

眼科専門医による高額プランの手術で重い後遺症に


 逆にいえば、消費者庁が注意喚起を行っても、いまだに5万人もの人がレーシックを受けているということになる。なぜ、彼らは手術を受けるのだろうか?

「5万人という数字には、私も驚きました。ただ、ネットを使いこなせない高齢者の中には老眼の治療としてレーシックを受ける人もいる上、今もネット検索で上位に出るのはレーシックを生業にしている病院の広告記事です。そのため、正しい情報を手に入れるのは非常に困難なのです」(同)

 最近、レーシック難民を救う会に後遺症を訴えてきた20代の男性B氏は、消費者庁の発表や過去の事件などを知った上で手術を受けたという。

「周囲の友人10人ほどがレーシックを受けていたのですが、特に問題はなさそうだったんです。また、消費者庁が『レーシック手術を受けた消費者の4割以上が症状や不具合を感じている』と発表した後、『安心LASIKネットワーク』(大学病院と眼科専門医によるレーシック情報サイト)が『事実とかけはなれている』と反論していたので、その言葉を信用しました。

 そして、自分で調べて『眼科専門医が執刀すれば大丈夫』『安いところで受けなければ大丈夫』という情報を頼りに、眼科専門医が執刀する50~60万円の手術を受けたんです」(B氏)

 術後、B氏は、夜に光がにじんで見える「ハロ」や光をまぶしく感じる「グレア」という症状がひどくなり、常に圧迫されるような痛みを感じるようになってしまった。もともと患っていたドライアイも急激に悪化し、現在も治療中だという。

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