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ワンパターン化激しい連ドラ見ながら、まったく予測不能なSNS投稿する視聴者たち

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「Thinkstock」より
 テレビの連続ドラマを見るとき、あなたはどう過ごしているだろうか。おそらく、テレビと正対して約1時間もじっくりドラマだけを見ている人は少数で、家事や雑用などをしながら見ている人が多いに違いない。


 近年、そんな「ながら見」のなかでも多いのが「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿しながらドラマを見る」というケースだ。筆者の友人の多くも、ドラマを見る際は同時進行でツイッターに感想を投稿するそうで、なかには「投稿も込みでドラマ視聴」と宣言するツワモノまでいた。

 現在、このSNS投稿はドラマの人気を計るバロメーターのひとつになっており、従来の「視聴率ランキング」とは別に「SNS反響ランキング」を掲載するメディアも増えてきている。今やドラマの放送と同時進行でSNSへの投稿が行われていることは、視聴者側と制作側の両方にとって当たり前のことになりつつあるのだろう。

もはやドラマはSNS投稿のネタ探し?


 SNSの投稿のなかで多いのが「○○がかわいすぎる」といった出演者に対するリアクションだ。テレビ画面をスマートフォンで撮影し、「この顔がイケメン」と画像つきで投稿するケースもあり、美男美女の出演シーンでは、この手の投稿がたった1分の間にすさまじい数に上る。

 続いて多いのが「面白系」だ。セリフをもじったり、テレビ画面の写真と別の画像を合成したりしたものを投稿するケースで、「もはや大喜利か?」と思うほどのネタが出揃う。

 たとえば、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で星野源が床に寝そべるシーンが放送された際には、『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)で同じく星野が演じる「うそ太郎」というキャラが床に寝そべっている画像とともに「デジャヴ。笑」「うそ太郎がいる…」といった投稿がツイッターで頻発し、盛り上がりを見せた。

 もちろん、投稿は個人の自由だが、いずれの場合もドラマの展開自体に対するリアクションは非常に少ないということがいえる。2分に1回のペースで投稿する視聴者もおり、もはや「ドラマのストーリーを追って見ている」というより「投稿するネタを待っている」という感覚に近くなっているのかもしれない。