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盗撮大国・日本 トイレ、浴場、試着室…家族ぐるみの犯行も…金になるルート摘発必須

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「Thinkstock」より

 警察に密着取材するようなテレビ番組で、すっかり定番になった感のある盗撮犯。スマートフォンの普及や超小型カメラの発達などを背景に、犯罪件数は増加傾向にある。2015年度の『犯罪白書』によると、14年には全国で3265件の盗撮犯が検挙されている。

 一方、インターネットのアダルトサイトなどでは「盗撮」というジャンルが確立されている。その多くは、いかにも盗撮しているかのようなシチュエーションでのヤラセだが、なかには実際の盗撮映像らしきものもある。もちろん、本当に盗撮しているのであれば、卑劣極まる犯罪だ。

 そのような盗撮被害から、自分の身内や知人を守るためにはどうすればいいのか。盗聴・盗撮対策の専門企業、盗聴Gメン・フューチャセキュリティCEO(最高経営責任者)の岡田久信氏に話を聞いたところ、想像を超える生々しい現状があった。

家族ぐるみで盗撮する事例も


 同社には、年間3000件前後もの盗撮に関する相談が寄せられるという。

「盗撮は、性的な目的で女性を狙うケースが多く、弊社には企業や店舗経営者、公共施設の管理者など、言うなれば『女性が出入りするあらゆる場所』からご相談が寄せられます」(岡田氏)

 それらのトイレ、あるいは公衆浴場、試着室、ラブホテルなど、女性が警戒心なしに肌や性器を露出する場所が狙われるという。盗撮されやすい場所はわかっているのに、犯行が多発するのはなぜなのか。

「特定の人しか出入りできないような企業のトイレなどは比較的狙われにくいですが、出入り自由な場所の場合、未然に防ぐのは相当難しいといえます」(同)

 だが、盗撮するには周到な計画や下調べが必要に思えるが、そんなに簡単に実行できるものなのだろうか。

「盗撮するためには、女性が出入りする場所にカメラを持ち込まねばなりませんが、最近では男女が協力しているケースが珍しくありません。検挙された例のなかには、家族ぐるみで連携して盗撮していた事案もありました」(同)

 家族ぐるみで犯行に及ぶような場合、単に偏執的性嗜好とは思えない。そこまでして盗撮する目的は何か。

 岡田氏は、盗撮映像が収入源となることを理由に挙げる。

「裏DVDの製作者や違法サイト運営者が購入するルートがあり、そこへの販売を目的にしている例は珍しくありません。最初は個人的な趣味限定で撮影していたはずが、金になることを知ってエスカレートし、捕まるまでやり続けるパターンは非常に多いです」(同)

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