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確かに、筆者も子どもの頃、実家でクリスマスの日にパーティバーレルを買ってもらった記憶がある。あの豪華さは、子どもにとって夢のようなご馳走だった。こうした商品展開やアイディアが、「クリスマスにはチキン」という認識を広めてきたといえそうだ。
「日本のクリスマスは、宗教的な色彩からは少し離れ、どちらかというと、楽しく、あるいはロマンティックに過ごすイベントのひとつ、生活を彩る催しとして定着しているように思います。現在もクリスマスには多くのお客様にご来店を頂いています」(同)
ちなみに2015年のクリスマス期間(12月23~25日)、KFCの全国1,125店(稼動店)の総売上は54億9000万円を記録。前年比104.4%を達成した。
また、KFCは同年、クリスマスキャンペーンを過去最長の7日間実施していた。その結果、キャンペーン期間における1店舗あたりの売上は632万円(前年比101.2%)と過去最高の数字を叩き出し、全国1,125店の総売上高は71億1000万円にもなったという。
このような数字からも、「クリスマスにはケンタッキー」が定着、浸透していることは明白といえよう。
(文=編集部)
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