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韓国、朴大統領のセックススキャンダル報道氾濫…税金でバイアグラ購入、官邸で密会

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 今回のスキャンダルでようやく主張が裏づけられたキム氏は、同じく有罪となった別のハンナラ党関係者とともに、再審請求の手続きを開始。メディアに対して「明白な証拠があったのに有罪とされたのは、なんらかの圧力があったのだろう」「朴大統領は崔太敏氏に関する攻撃に決して妥協しなかった」と語っている。

隠し子問題もくすぶり続ける


 朴大統領と崔太敏氏をめぐって根強く伝えられている情報のひとつが、隠し子問題だ。朴大統領が大統領選に勝利した12年の与党予備選でも、「崔太敏氏との間にもうけた30歳の娘が日本で密かに暮らしている」との情報が飛び交った。別の疑惑とともにこの件を伝えたインターネットメディアは、やはり名誉毀損により一審で罰金500万ウォンを宣告されたが、現在は二審を争っている最中だ。

 チュ・ジヌ記者が「まだ十分の一」と語ったとおり、崔一家と朴大統領のスキャンダルはとめどなく噴出し続けている。崔太敏氏は財産をめぐって子供らに殺された、というのもそのひとつだ。また冒頭でふれたチャ・ウンテク容疑者が崔太敏氏の隠し子、という噂もある。逮捕時にウィッグを取り上げられたチャ容疑者の容姿が、崔太敏氏の遺影とよく似ていたからだ。

 トランプ氏の当選で米中の関係が流動化するなか、韓国保守政界への致命打となった朴槿恵大統領の国政介入問題。国家の将来を大きく左右しかねない未曾有のスキャンダルは、まだ無数のドロドロとした闇を抱えている。
(文=高月靖/ジャーナリスト)