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今年、銀行大統合で金融再編の兆候…マンション分譲企業が主導か

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大東銀行本店(「Wikipedia」より/藍原あおい)

 福島県の金融機関に再編機運が高まっている。具体的には、福島県の第2地銀である大東銀行福島銀行だ。資金量は両行で2番手を競っている。両行が接近しているのではなく、両行の株式を買い進める投資家の存在が大きく影響しているのである。

 両行の大株主には、いずれもプロスペクト・アセット・マネジメントの名前がある。東証2部に上場しているプロスペクトのファンド部門だ。プロスペクトは、元は繊維事業の「かろりーな」という社名だったが、その後にマンション分譲に事業転換した。注文住宅にも参入している。さらに新規事業として太陽光発電事業にも展開している。 福島県の金融機関に再編機運が高まっている。具体的には、福島県の第2地銀である大東銀行と福島銀行だ。資金量は両行で2番手を競っている。両行が接近しているのではなく、両行の株式を買い進める投資家の存在が大きく影響しているのである。

 両行の大株主には、いずれもプロスペクト・アセット・マネジメントの名前がある。東証2部に上場しているプロスペクトのファンド部門だ。プロスペクトは、元は繊維事業の「かろりーな」という社名だったが、その後にマンション分譲に事業転換した。注文住宅にも参入している。さらに新規事業として太陽光発電事業にも展開している。

 兵庫県で建設・運転を開始し、岩手県や茨城県などでも事業計画がある。

 そしてもうひとつの事業がアセットマネジメントだ。プロスペクトアセットは14年6月に大東銀の大株主に登場し、16年11月には保有比率を19.39%にまで引き上げている。一方の福島銀についても同1月に大株主となり、11月時点で15.24%まで買い進めている。保有目的はいずれも「純投資および状況に応じて重要提案行為を行なうこと」としている。純投資はその名の通り、純粋に投資目的ということだが、場合によっては株主として重要な提案を行なうと明記しているのだ。

 プロスペクトアセットはこの2行以外にも、大和自動車交通や丸八倉庫などの内需関連企業の大株主にもなっている。基本的には旧村上ファンドのような「モノ言う株主」ではないものの、かつて「テレビ通販支援のトライステージの株主だった時には、増配、買収防止策の廃止、取締役の選任などを提案した」(市場筋)という。その際、トライステージは配当性向100%、ROE向上策などを公表した。2行の株購入がどのように進むかは不明だが、地域が福島県という点も思惑を誘う。

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