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熟女店員のエステサロン「僕のお母さん」、中高年に大人気…紙パンツ一丁で至福の時間?

文=中島鱧/ライター
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 選んだコースは2時間。施術時間が長いのも、同店の大きな特徴だろう。東京都内の一般的なヒーリングサロンの場合、最短30分で4000~6000円が相場だが、同店では基本コースでは2時間で1万6000円(キャンペーン中につき、本稿執筆時は1万4000円)が最短だ。一番長いものでは6時間4万8000円(同4万6000円)となっており、ここまで長時間コースが用意されているのも珍しい。

 また、ホームページを見ると、各コースに「ご褒美タイム」なるものが設定されている。ほかのヒーリングサロン店では違法性のあるサービスを行うケースもあるため、「そうした違法サービスなのかもしれない」と推測しつつ、店舗である古民家のインターホンを押した。

「ちょっと待っててね~」という声がインターホンから聞こえてきて、扉が開くと、40代後半と思しき女優・かたせ梨乃似の女性が現れた。熟女好きにすれば、大当たりの部類だろう。

「いらっしゃい」と優しく声をかけられて案内されたのは、キッチンテーブルのある台所。テーブルの上に飴が山ほど入ったカゴが用意されているのが、なんとも大阪らしい。

「ここに来たのって初めて?」などの質問に答えていると渡されたのが、誓約書だ。「うちは風俗じゃないから、そういったサービスが禁止なんよ」と店のシステムを説明するキャストに、「“お母さん”に徹してくれるんじゃないのか」と感じながらも、求められるままに名前、住所、電話番号などの個人情報を記入する。

 その後、サービス料の1万4000円を前払いで支払い、「お風呂で体を温めてきて」と促された。ちなみに、ホームページ上ではキャストが男性客の背中を風呂場で流している写真があるが、そういったサービスは一切なかった。バランス釜が設置されたお風呂はいかにも“昭和の実家”ではあったが、入浴できるほどの湯量がたまっていない。仕方なく、シャワーで体を温めてから紙パンツにはき替えて個室に向かい、いよいよ施術開始だ。

キャストを「ママ」と呼んで甘える中高年男性

 紙パンツ一丁の状態で布団にうつ伏せになると、全身にタオルがかけられる。足からマッサージが始まるが、「どこから来たの?」といったお決まりのトークに、思わず「お母さんっぽい感じのサービスが受けられるんじゃないですか?」と聞いてしまった。

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