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自分の子供が「潰れて」しまわないための受験校選びの方法…偏差値&校風偏重のワナ

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「Thinkstock」より

 2月といえば中高一貫教育を中心とした私立中学校受験の季節です。小学6年生は受験本番を迎え、小学4、5年生の子を持つ親は、どこの塾に入れようか、どこの学校に入れたいかを思案する季節です。少子化が進んでいる一方で中学受験の熱は沈静化する傾向はまったく見えず、それをテーマにしたドラマも放映されています。実は筆者自身も中学受験を経験し、自身の子供も中学受験をしました。

 一人の親として悩むことは尽きることなく、子供に勉強を好きになってもらうコツ、成績を伸ばすコツ、もっと根本に立ち返って生きる力を付けるためのコツなど、世に書籍が溢れていますので、ご多分に漏れずたくさん読みました。

 そうしたなかでも、志望校をどこにするかという問題については、各々の成績の状況や親や本人の価値観があまりにも絡んでしまい普遍的なポイントを抽出しにくいからか、あまり書籍が出ていなかったり、雑誌で紹介されていても一部の学校の新しい取り組みをアピールする程度です。

 そこで今回は、これから子供に中学受験をさせたいと考えている親を対象に、志望校選びについて考えてみたいと思います。筆者は教育関係者ではないので、あくまでも子供と親と両方を体験した一個人からの観点になってしまうことをご了承ください。

学校の良し悪しは「わからない」


 志望校を選ぶ際、良い大学に行ってほしいという点については、偏差値や卒業後の進学実績データを見るのが一般的です。数字に表れているので非常に把握しやすいでしょう。

 一方で、どんな人間に育ってほしいのかという点については、非常に難しいところです。その学校の教育についてのスタンスや校風を知り、自分の子供の性格とフィットしているか、あるいは自分の子供にどんな大人になってほしいかということを考えるのが基本となります。それはそうだが、校風についていえば、その影響力はあってないような部分もあります。毎年有名大学に何人も進学しているような進学校であっても、立派に社会で成功している誇らしい卒業生も出れば、犯罪を犯してしまう卒業生も出るように、どんな人間に育つのかということについて学校が与えられる影響には限度があるのでしょう。ですので、「あの学校は自由な校風だから」「校長先生が厳格な考えを持っているから」などという点は、重要であっても、そこまで子供への影響力は強くないように思います。

自分の子供が「潰れて」しまわないための受験校選びの方法…偏差値&校風偏重のワナのページです。ビジネスジャーナルは、連載、合格志望校選び私立中学校受験の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!