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松崎のり子「誰が貯めに金は成る」

確定申告でサラリーマンも払った税金が戻ってくる!「普通の人」の所得税率は20%!

文=松崎のり子/消費経済ジャーナリスト

 この税率は、節税効果と密接な関連がある。税率が大きい人ほど税額が高い、つまり節税できる金額も大きいからだ。前述した医療費控除では、夫婦共働きでどちらも税金を払っている場合は税率が高いほうが申告をしたほうがいい。さらに、今後さまざまな節税メソッドを学ぶ際にも、自分の税率を知っておくと話が早い。

 呪文のような言葉ばかりが並ぶ源泉徴収票だが、年に一度じっくり向き合って、自分の課税所得と所得税率を計算しよう。自分の税を知らないと、そもそも効率のいい節税はできない。確定申告をきっかけに自分の税金を知り、少しでも給料の目減りを防ぐ情報に敏感になろう。
(文=松崎のり子/消費経済ジャーナリスト)

※この記事は、主に会社員(給与所得者)を想定しています。

松崎のり子/消費経済ジャーナリスト

松崎のり子/消費経済ジャーナリスト

消費経済ジャーナリスト。生活情報誌等の雑誌編集者として20年以上、マネー記事を担当。「貯め上手な人」「貯められない人」の家計とライフスタイルを取材・分析した経験から、貯蓄成功のポイントは貯め方よりお金の使い方にあるとの視点で、貯蓄・節約アドバイスを行う。また、節約愛好家「激★やす子」のペンネームでも活躍中。著書に『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。
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『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』 同じ収入でも、貯まる人と貯まらない人の違いは何でしょうか? 貯まらないと嘆く多くの人の使い方には、お金が「漏れていく穴」があるのです。お金に困らない人生を手に入れるには、まずは「漏れ」を招く穴をふさいで、「溜まる」人になることからスタートを。そのコツを存分に伝授します。 amazon_associate_logo.jpg

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