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松本人志、幸福の科学を批判&矛盾指摘「幸福を科学できていない」「清水の味方離れる」

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清水富美加のツイッターのアカウント

 先月、女優の清水富美加が突然に宗教団体「幸福の科学」への出家と芸能界引退を発表してから、3週間が経過した。この間、教団は清水が所属事務所レプロエンタテインメントと“奴隷契約”を結ばされていたと厳しく批判。レプロは反論するも、清水が「千眼美子」名義で執筆した自叙伝『全部、言っちゃうね。』(幸福の科学出版)が発売され、同書内で清水は改めてレプロにおいて自身が不当な労働を強いられていったと告白。このほかにも、契約中のCM途中降板に伴う巨額違約金の問題や、撮影済み映画の取り扱いなど、現在でも騒動は沈静化しそうにない。

 そのため、メディア上では、清水、幸福の科学、レプロに対してさまざまなコメントがなされているが、なかでも筆者が特に印象に残っているのは、19日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本人志が放った仰天発言だ。一連の騒動を受けて、「日本タレント組合みたいなのをつくればいい」とコメントしたのだ。

 日本の芸能界は芸能事務所の力が強く、タレントの地位が相対的に低く、権利が認められにくいのが現状だ。松本も「まったく売れていないか、エグいぐらい売れていないと辞めることは難しい。彼女(=清水)はどっちにも該当しないから、難しかったやろなぁ」と持論を展開。

 過去を遡れば、直近では小林幸子のお家騒動が記憶に新しい。小林幸子が、育ての親である女社長と仲たがいし、事務所から独立を宣言。しかし、老舗事務所であり、大人の事情で芸能界の巨大な力が働き、あの小林幸子でさえ、その後、しばらく紅白歌合戦に出場できなかったほどだ。

 さらに、清水が『全部、言っちゃうね。』で「月収5万円だった」ことを暴露していることに関しては、松本自身も「俺は言ってたよ、若いときから。全く売れてないときからケンカしてたもんね。『クビにせえや』って言ってたもんね。松竹行ってから後悔しても遅いぞ!」と自身のエピソードを告白。事務所とタレントの関係性には危惧を感じている様子をみせた。

 余談だが、吉本は芸能事務所の中でも、ギャラが安いことで有名で、若手芸人が舞台に出演しても、交通費にもならないと嘆くことはしばしば。一方、お笑い芸人を擁するホリプロや渡辺プロダクションは、吉本のほぼ倍近くギャラが支払われているとか。

 さらに、今後の芸能界について、「(タレントが)組合を作ればいい。吉本だけではなく、芸能界の日本タレント組合」と発言。共演者である社会学者の古市憲寿氏に「松本さんが組合をつくればいいじゃないですか」とフラれると、「どちらかというと、僕は組合と闘う側」とボケ、司会者の東野幸治に「まさかの経営者側!」とツッコまれた。

 松本は清水の立場に一定の理解を示す一方、暴露本を出版した幸福の科学に関しては「幸福の科学さんは、なぜこのタイミングで本を出したのか。彼女の味方やった人たちが結構離れていくんじゃないかな。全然、幸福を科学できていないな」と皮肉まじりに疑問を呈した。

 今回、清水が出家したきっかけというのが、幸福の科学の総裁である大川隆法氏が、彼女の守護霊インタビューを行ったことだ。この守護霊インタビューというのが、大川氏が一方的に著名人の守護霊なるものと会話するという手法。その会話を書籍にまとめ、出版されるのだが、事務所に無断で写真や名前を使用するものだから、芸能人たちは迷惑を被っているのが現状だ。これまでも北川景子や武井咲、堺雅人などが被害に遭ってきた。今まで被害を受けてきた芸能人はこうした教団の行為を見過ごしてきたが、清水の場合は出家という事態に至った。結果として清水の理想通りになったのだとしたら、“幸福は科学できていた”といえるのかもしれない。

 また、レプロといえば、所属タレントだった能年玲奈(現のん)が一昨年、独立騒動を起こしたことが記憶に新しい。清水は著書の中で、「本当に社長のことを殺したいって思ったりします」とまで語っているだけに、レプロの体質にも注目が集まりそうだ。
(文=松庭直)

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