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WBC・「史上最弱」韓国代表、自国開催で早々に敗退決定…兵役免除されず、やる気なし

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韓国代表(Yonhap/アフロ)

 第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)で、1次ラウンドA組は、韓国が自国開催の利を生かせず、第3戦のオランダ戦を前に敗退が決まった。自国のメディアに「史上最弱」と揶揄された韓国だが、噂に違わぬ弱さを見せつけた格好だ。

 A~Dの各組ごとに4カ国ずつが総当りし、上位2カ国が2次ラウンドに進める1次ラウンドだが、韓国は初戦でイスラエルに延長戦の末、1対2で敗戦。続く第2戦のオランダにも0対5で完敗し、1次ラウンド敗退が濃厚になっていた。8日にオランダが台湾を破ったことで、イスラエルとオランダが共に2連勝で1次ラウンド突破を決め、同時に韓国と台湾が敗退することになった。

 過去、韓国は第1回大会で優勝した日本と熱戦を繰り広げ、最終的に4強入りした。第2回大会でも連覇した日本と決勝で激戦の末に準優勝したが、前回と今回は1次ラウンドで姿を消した。

 連敗で早々に敗退が決まった韓国だが、メンバーが悪かったわけではない。確かに米メジャーリーガーからは相次いで不参加が表明され、戦力ダウンを指摘する声が多かったが、日本のオリックス・バファローズや福岡ソフトバンクホークス、米大リーグのシアトル・マリナーズで活躍したイ・デホ、日本の千葉ロッテマリーンズで活躍したキム・テギュン、昨季の韓国リーグで首位打者と打点王を獲得したチェ・ヒョンウなど、十分な実績のある選手も名を連ね、野手陣においては過去の代表メンバーと比べても遜色はない。

 では、なぜ今の韓国はこんなにも弱いのか。

 ひとつには、兵役免除が挙げられる。韓国では、男性は基本的に19~29歳の間に2年間の兵役につく義務がある。だが、スポーツなどで目覚しい活躍をすると、その義務が免除される。WBCにおいても、第1回大会で準優勝した際に代表メンバーたちは兵役が免除された。しかし、その後、WBCは兵役免除の対象から外されたといわれている。

 そのため、選手たちにとってWBCはモチベーションが高まる大会ではなくなっていると指摘する声も多い。カン・ジョンホ、チェ・シンス、パク・ビョンホ、キム・ヒョンスといった大リーガーが参加しなかったのも、兵役が免除されないことが一因といえる。

 また、世界のチームの戦力差が縮まっていることもある。今回、韓国が敗退したイスラエルやオランダは、多くの大リーガーを抱えている。ほかの出場国も含め、今や世界中の国が大リーグに選手を輩出するようになっている。そんななか、政情不安もあって野球熱が盛り上がらない韓国は、世界から取り残され気味となっている。

 そんな現状を謙虚に見つめ直さなければ、韓国の最終戦となる台湾に足元をすくわれかねない。韓国は台湾を“格下”と侮っているが、3戦全敗もあり得る。
(文=江田和夫/スポーツジャーナリスト)

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