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準決勝直前に「腕がちぎれてでもやれ」…WBC・日本代表にはびこるブラック企業精神

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WBC準決勝での松田宣浩選手(左)と千賀滉大投手(右)(写真:AP/アフロ)
 ワールドベースボールクラシック(WBC)の準決勝が3月21日(日本時間22日)に行われ、1対2で日本がアメリカに敗北した。日本は前回大会に続き、ベスト4という結果となった。


 投手陣は米メジャーリーグのスター選手を揃えたアメリカ打線を6安打に抑えたが、日本打線も4安打と沈黙。さらに、2失点はいずれもエラーがらみでミスが命取りになった。一方で、大一番を任された先発の菅野智之投手(読売ジャイアンツ)は6回3安打1失点と試合をつくり、メジャーの強打者相手にも通用するところを見せた。

 そんな菅野投手について、「間違いなくナイスピッチング」としながらも、「もう少し楽に投げさせてやることはできなかったのか」と語るのはスポーツ紙記者だ。

「ただでさえ大きな重圧の中での試合でしたが、前日には伯父で第2回WBC代表監督の原辰徳氏が激励に訪れ、『腕がちぎれてでもやれ』と叱咤する様子が報じられ、『プレッシャーかけすぎ』『ブラック企業の精神』と菅野に同情する声が上がりました。菅野は菅野で、気持ちが高ぶっていたのか『ホームラン打たれるぐらいならデッドボール1発ぶつけたほうがいいくらいの気持ちで』と物騒な発言をしており、明らかに気負いすぎていました。

 もともと菅野は国際試合に弱い過去があり、オーストラリア戦で4回1/3を1失点と好投して弱点を払拭したものの、キューバ戦では4回7安打4失点と乱調でした。今回はプレッシャーを好投につなげましたが、いくらなんでも事前に精神的な負荷を与えすぎでしょう」(スポーツ紙記者)

 また、この一戦ではビデオ判定が多く行われ、その結果判定が覆るシーンもあったことが物議を醸している。

「ビデオ判定自体はメジャーや日本の公式戦でも導入されており、公平性を保つためには必要なルールです。しかし、解説の原氏も『フェアだが、試合の流れが止まる』と苦言を呈していたように、円滑な試合進行とは程遠く、盛り上がりに水を差していたのは事実。

 また、今回は審判にアメリカ人が3人入っていたことが物議を醸しており、日本はアメリカの地でアメリカ人の審判の下で試合をするという“完全アウェー”状態でした。ビデオ判定により判定が覆った場面は、いずれも中立なジャッジに基づくものでしたが、今後の大会ではこうした点も改善の余地があるでしょう」(同)

客席はスカスカ、変わらぬアメリカのWBC軽視


 日本に勝ったアメリカは22日(日本時間23日)のプエルトリコとの決勝戦に臨み、初の世界一を目指すことになる。これまで、アメリカは大物メジャーリーガーの出場辞退が頻発するなど、WBC軽視の姿勢が伝えられていた。しかし、過去3回の大会で優勝を逃しているため、今大会はスター選手を揃えて「本気で優勝を狙いにきた」ともいわれる。「しかし、いまだアメリカではWBCはマイナーな大会」と語るのはスポーツライターだ。

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