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モー娘。全盛だったあの時代、あの人気タレントは事務所の電話番や事務作業までやらされていた

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「Thinkstock」より
 3月13日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)に、元EE JUMPのソニンが登場。仕事の詰め込みすぎによる過労で3回も病院に緊急搬送された過去を告白した。


 そもそもソニンは、なぜキャパオーバーになってしまったのか。それについて、「指示待ち人間」だったからと自己分析。EE JUMP結成当時16歳だった彼女は、上からいわれるがままに、事務所の電話番や事務作業など、アーティストがやらないような仕事もこなしていたという。これが「指示待ち人間」になる始まりであった。

 ご存じの通り、EE JUMPは一瞬ブレイクするも、メンバーであり元モーニング娘。の後藤真希の弟でもあるユウキの度重なる騒動で解散。それにより、ソニンはさらに「指示待ち」の泥沼にハマっていく。事務所から今後の進路を問われ「なんでもやるから指示をください」と返答し、指示されたことはなんでもこなす「完全な指示待ち人間」が完成してしまったのだ。

 すると「(CDを出したいなら)実家の高知から韓国まで570kmを走る」「土佐犬と対決する」「スタントマンに挑戦する」「1人でドミノを6万個並べる」「裸エプロンになる」と次から次に体を張る命令が舞い込んでくるようになった。結果、ソニンは何度も倒れてしまったのだ。

 ところで、当時の芸能界を振り返ると、モー娘。の全盛期であり、モー娘。のマネージャーだった和田薫氏が絶大な権力を持っている時代。前述の過酷な指示も、和田氏から出されたものである。

 当時はバラエティ企画の一環として受け入れられていたのかもしれないが、ブラック企業やパワハラに対する批判が強い現在の社会通念と照らし合わせると、嫌悪感を覚える人も少なくないだろう。もちろん、現在の和田氏はそういった無茶なプロモーションはやめており、安めぐみ、優木まおみ、橋本マナミらを正攻法でブレイクに導いている。ある意味、ソニンは芸能界がブラックだった時代の被害者といえるかもしれない。

 ソニンは、同番組の最後に「指示でなく 決断した道 支持を得る」と教訓を掲げた。改善のきざしがあるとはいえ、まだまだ芸能界には「ブラック」との批判が絶えない。ソニンの証言は、過酷な待遇に苦しむタレントに勇気を与えたに違いない。現在は舞台女優の道を歩んでいる彼女の活躍に期待したい。
(文=鈴木隆/ライター)

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