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朴槿恵だけじゃない!韓国歴代大統領、血塗られた末路の異常国家…軒並み自殺、死刑判決、懲役刑

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前大統領の朴槿恵氏が逮捕された韓国(写真:ロイター/アフロ)
 韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)氏が逮捕された。


 3月31日、ソウル中央地方裁判所は検察が請求していた朴氏に対する逮捕状を発布したのだ。これにより朴氏は逮捕され、拘置所に収監される。朴氏をめぐっては、21日に検察特別捜査本部による14時間に及ぶ取り調べが行われ、27日には逮捕状が請求されていた。

 朴氏の容疑は全部で13に及び、なかでも最大のものは友人の崔順実(チェ・スンシル)容疑者と共謀してサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者から433億2800万ウォン(約43億円)の賄賂を受け取ったとされる疑惑だ。

 2016年10月に発覚した朴氏と崔氏によるスキャンダルは「崔順実ゲート事件」と呼ばれ、朴氏の支持率は史上最低の4%まで急落。同年12月に国会で朴氏の弾劾訴追案が可決され、今年3月10日には憲法裁判所が朴氏の罷免を認める決定を下し、朴氏は韓国史上初の罷免された大統領となった。

 これに伴い5月9日に大統領選挙が行われる韓国について、経済評論家の渡邉哲也氏は以下のように語る。

「韓国の大統領は、国民に直接選ばれる国家元首と行政府の首班を兼ねている点が最大の特徴であり、実はアメリカの大統領や日本の首相よりも絶大な権力を持つ存在だ。しかし、韓国が悲惨なのは、辞める=絶大な権力を失った大統領は逮捕や自殺、死刑などの末路をたどることである。

 逆にいえば、任期中はその権力や縁故をフル活用することで、身内や親族に利益供与を図るなど“おいしい思い”をさせているわけだ。今回の事件で問題になった崔氏が支配するとされる財団についても、引退後の資金を集めていたことが在職中に国民に知られてしまったことから大反発を招いた」(渡邉氏)

両親が暗殺された朴槿恵、韓国大統領たちの末路


 2013年2月に第18代大統領に就任した朴氏は、一時は高い支持率を誇ったものの、前代未聞の国政スキャンダルから罷免、逮捕と転落した。今後、起訴され有罪となれば、最長で懲役45年になる可能性も指摘されている。

 朴氏といえば、父親の朴正煕(パク・チョンヒ)氏も大統領を務めていた(5~9代)ことで知られるが、その正煕氏は1979年に側近に暗殺されており、夫人、つまり朴氏の母親である陸英修(ユク・ヨンス)氏も、その5年前の74年に暗殺されるという壮絶な系譜だ。

 ほかにも、韓国の歴代の大統領経験者は不幸な生涯を送っている。以下の通りだ。(敬称略)

・李承晩(イ・スンマン/1~3代)…60年の4月革命でハワイに亡命
・崔圭夏(チェ・ギュハ/10代)…80年の軍事クーデターにより辞任
・全斗煥(チョン・ドファン/11~12代)…逮捕され死刑判決(後に特赦)
・盧泰愚(ノ・テウ/13代)…逮捕され懲役刑(後に特赦)
・金泳三(キム・ヨンサム/14代)…次男が斡旋収賄と脱税で逮捕
・金大中(キム・デジュン/15代)…就任前に逮捕、死刑判決を受けるがアメリカに亡命。在職中に3人の息子が斡旋収賄で逮捕
・盧武鉉(ノ・ムヒョン/16代)…在職中に弾劾訴追により職務停止、退任後に自殺。税務職員だった兄は収賄で逮捕
・李明博(イ・ミョンバク/17代)…在職中に側近、兄が逮捕

 朴氏は逮捕される元大統領としては3人目だが、過去のケースはいずれも新政権発足後だった。朴氏の場合は、自身が任命した検察総長に逮捕状を請求されており、その点でも初のケースとなった。

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