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甲子園、タイブレーク導入に愛甲猛が「ナンセンス!筋書きないドラマなくなる」と酷評!

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早稲田実業学校高等部の清宮幸太郎選手(写真:BFP/アフロ)
 第89回選抜高等学校野球大会の7日目、3月26日。2回戦の福岡大学附属大濠高校対滋賀学園高校、福井工業大学附属福井高校対高崎健康福祉大学高崎高校の試合が、ともに延長15回まで戦っても決着がつかず、大会規定によって引き分け再試合となった。


 この2つのゲームは同日の第2試合と第3試合で、2試合続けて引き分けとなったのは春夏を通じて甲子園大会では初めてのことである。

 福岡大大濠と滋賀学園の試合が終了した時点では、再試合は翌8日目の第4試合として行われると発表された。しかし、福井工大福井と健大高崎の試合も引き分けたため、2つの再試合は中1日置いた9日目に行われると再発表された。

 選手たちの体調を考えれば、翌日でなくなってよかったと思う。特に、滋賀学園は大会3日目に行われた1回戦で延長14回まで戦っており、再試合が翌日であれば、選手たちには相当な負担がかかっていたことだろう。

甲子園でもタイブレーク制度を導入すべき?


 こうした事態を受けて、甲子園大会でも「タイブレーク制度」を導入すべきか否かという議論が起きている。

 タイブレーク制度とは、選手の体調面を考慮し、延長戦においてイニングの頭から走者を配置して早期に決着させるというものである。日本高等学校野球連盟の竹中雅彦事務局長は、この日タイブレークの導入について「検証を行っている段階。今年度中に考えていく」と話している。

 実は、高校野球においてタイブレークは広く行われている。2011年から秋の全国大会である明治神宮大会でも導入されており、9回で決着がつかなかった場合、延長10回以降は無死一、二塁からスタートするかたちがとられているのだ。国民体育大会でも13年から導入されており、一部の地区大会や地方大会でも14年から行われている。

 軟式高校野球では、14年の全国高校軟式野球大会の準決勝で、4日間にわたって延長50回を戦うというケースがあった。これをきっかけに、この大会では翌15年から決勝戦を除いて延長13回以降は無死一、二塁からスタートするかたちで実施されている。

 このように、タイブレーク制度は、高校野球でも時代とともに導入が進んでいるが、春夏の甲子園大会とその予選ではまだ行われていない。甲子園でのタイブレークについて、複数の高校野球ファンに聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「選手層の薄い高校を応援しているファンは、タイブレーク導入に賛成するでしょう。今の15回まで続くかたちでは、選手層が厚くて複数の好投手がいる、いわゆる強豪校が有利ですからね。もちろん、選手の体調を考えても導入するべきではないでしょうか」

 しかし、次のような意見もあった。

「歴史と伝統のある甲子園では、延長戦でたくさんのドラマがありました。かつて延長戦が18回制から15回制になって、箕島対星稜の延長18回や横浜対PL学園の延長17回のような激闘が見られなくなりましたが、タイブレークが導入されると、その傾向に拍車がかかるのでしょうね」

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