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傑作『小さな巨人』が極めた超単純=王道…『半沢直樹』感丸出しで『A LIFE』超え確実

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『小さな巨人』の公式サイトより
 これまで『半沢直樹』『下町ロケット』をはじめ数多くのヒット作を生んできた、TBS系日曜夜9時台の連続テレビドラマ枠『日曜劇場』。その今クール作『小さな巨人』第1話が16日、放送された。


 主人公の香坂真一郎(長谷川博己)は警視庁の花形部署、捜査第一課に所属し出世コースをひた走る優秀な刑事だったが、酒を飲んだ状態で職務質問をするという失態をおかし、所轄の芝署に“飛ばされ”る。その芝署管轄区でさっそくゴーンバンク社長・中田和正(桂文枝)の誘拐事件が起こり、芝署内に捜査本部が置かれるが、捜査は捜査第一課が仕切り、芝署の刑事は爪弾きにされてしまう。そこで香坂は芝署の刑事、渡部久志(安田顕)らと独自で捜査を進め、ついに犯人の重要な手がかりをつかむが、その手柄をすべて捜査第一課に取られてしまい、再び香坂らは捜査から外されることに。

 だが香坂は突然、元上司である捜査第一課長の小野田義信(香川照之)に呼び出され、翌日行われる昇格試験を受験すれば小野田の力で合格させ、香坂を捜査第一課に戻してやると告げられる。その直後、誘拐犯と接点のある渡部から自分が犯人に自首を説得したいとの申し出を受けた香坂は、自身の捜査第一課復帰に支障が出ると考え、それを却下する。

 しかし翌日、香坂は昇格試験を受験せず、渡部に犯人への自首説得を独断で許可し、その一方で小野田に対しても許可もらえるよう土下座して直訴するが、小野田はそれを認めず、犯人潜伏先への強行立ち入りに踏み切り逮捕に成功する。そして香坂は小野田に対して、捜査第一課が隠そうとしている事件の真相を芝署独自で捜査して掴むと言い、捜査第一課に“宣戦布告”するところまでが、第1話で放送された。

「正義vs.悪」


「警視庁vs.所轄署」という対立を軸とするドラマはこれまで、古いものでは『踊る大捜査線』(フジテレビ系)をはじめ量産されてきたが、『小さな巨人』も同様に「悪=警視庁」と「正義=所轄署」の対立という単純な構図をベースとしている。日曜劇場といえば『半沢直樹』や『下町ロケット』『ルーズベルトゲーム』をはじめ、過去のヒット作はこの非常にわかりやすい「正義vs.悪」という対立構図を鮮明に打ち出し、“カネかかってるな感”丸出しの豪華さで、さらにオーバーな演出が視聴者に受けてきたが、『小さな巨人』もまさにこれらの手法を踏襲している。というか、完全に『半沢直樹』の舞台をそのままそっくり警察に置き換えたといっていい。カメラワークをはじめ、演出手法もそっくりだ。

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