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フジ『櫻子さんの足下~』、「なんで主演を観月ありさにしたんだ」という違和感しかない

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「Thinkstock」より
 フジテレビ系の連続テレビドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』が23日から放送開始されるが、「なんで主演を観月ありさにしたんだろう……」の一言に尽きる。


 同ドラマの原作は、推理作家・太田紫織氏の大人気同題ミステリー小説。観月が演じる九条櫻子は、良家のお嬢様にして「骨」を愛してやまない変わり者の標本士。博物館に勤務する技術補佐員・館脇正太郎(Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔)とともに、「骨」から事件の謎解きをしていくというストーリーだ。

 原作の櫻子は20代半ばの設定なのに、ドラマは現在40歳の観月が起用されている。そのため、正太郎も高校生から博物館勤務の男性に変更されているが、そこまでして観月にこだわるフジの「時代遅れ感」は相当だ。しかも、キャラクターの年齢を押し上げておきながら、観月の外見は原作の櫻子に寄せて“黒髪ロング、パッツン前髪”となっている。ミステリアスな美女を演出しているのであろうことはヒシヒシと伝わってくるものの、残念ながら似合っていない。なんというか、「無理があるよ……」と哀れみさえこみ上げてくる。

 それに、近年の観月については「○年連続の連ドラ主演決定!」といった、多くの日本国民にとっては、かなりどうでもいいニュースを毎年聞かされていた。今回の起用でめでたく「26年連続」と記録を更新したそうで、ご丁寧にドラマの公式サイトにも書いてある。ついでに、本人のコメント部分には「同時に、今作が通算30作品目の連ドラ主演ということで非常に感慨深いです」とも。世の人々は、「もはや記録更新のための起用なんだろうな」と気付いているはずだ。しかし観月ではもうそんなに話題にならないのに、しっかり飛びついたフジの滑稽さよ。

 私は決して観月が悪いといっているワケではなく、同ドラマの主演に観月を起用した意味を問いたいのだ。正太郎と同じ博物館に勤務する女性・志倉愛理を演じるのは新川優愛だが、新川に“黒髪&パッツン”にしてもらったほうが断然しっくりきやしないか。新川にはまだ主演は早いというならば、藤ヶ谷とW主演にすればよかっただけのこと。「観月ありさ主演!」よりも「キスマイ藤ヶ谷&新川優愛のW主演!」のほうが、絶対に引きがある。

 逆に観月は、今回鷲尾真知子が演じる“ばぁや”の役で出演してくれたら絶対に面白かったし、むしろ評価されたように思う。それでは観月の「○年連続の連ドラ主演」のプラスにはならないけれど、そんなのもうどうでもいいから、記録よりも視聴者を驚かせるような役にチャレンジしてもらいたい。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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