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『フランケンシュタインの恋』、「ヤバい悶絶の恋物語」で視聴率トップの予感

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「Thinkstock」より
 綾野剛主演の新連続テレビドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)が4月23日からスタートする。“怪物”ことフランケンシュタインの役を綾野が、また怪物が恋をするヒロイン・津軽継実を二階堂ふみが演じる、切ないラブストーリーだ。


 120年前に生み出された怪物は、継実と出会うまで孤独に生きてきた。そんなある日、大学で菌類を研究する継実を森で助けたことをきっかけに、怪物は彼女やその周囲の人々と触れ合うことになるという。さらに、同ドラマで描かれるのは恋愛だけではなく、友情の物語でもあるようだ。

 フランケンシュタインというと、アニメ『怪物くん』(テレビ朝日系)の影響でゴツい男をイメージしがちだが、綾野はそんなタイプではない。しかし、綾野の切れ長の目には“鋭さ”だけではなく“哀愁”も感じられ、孤独な怪物役が似合っている。また、菌に夢中な女子で、怪物と打ち解けられるといった継実のキャラクターも、個性的な二階堂にはハマり役だろう。

 そのほかのキャストも、柳楽優弥や川栄李奈、新井浩文に光石研、柄本明と、若手からベテランまで多彩。テレビで流れる予告CMも、公式サイトの雰囲気も、よくあるキャピキャピした恋愛ドラマなどではなく、ちょっとオシャレな映画みたいな印象を与えている。しかも、主題歌は昨年のアニメ映画『君の名は。』でその名を広く知らしめたRADWIMPSが担当。彼らが単に“流行りのバンド”とはいわせない、ドラマにピッタリな音楽を聴かせてくれることにも期待している。

 ただ、このように全体的に期待値が高い分、1話目が面白くなければ視聴者の落胆は相当なものになる。私は現状、オシャレで落ち着いた雰囲気を醸し出している同ドラマに好感を抱いているが、これで無駄に笑いどころを散りばめた内容を見せられたらガッカリする。かといって、オシャレすぎてもいけない。映画のごとく壮大なストーリーは、お茶の間でテレビを見ている人々を置いてけぼりにしてしまう。つまり、オシャレなドラマは加減が難しいのだ。そこに挑戦する日テレの勇気は称えたいけれど。

 その辺のバランスは、メインの綾野と二階堂に掛かっている。綾野が怪物を演じるにあたり、自然な“かわいらしさ”を覗かせてくれたら、視聴者は適度にクスッと笑うことができるだろう。そして二階堂に求めるのは、怪物の愛嬌を生かす役割を遂行しつつ、“出しゃばらないヒロイン”でいてもらうこと。ヒロインが出しゃばるとロクな展開にならないし、同ドラマの魅力であるオシャレ感がなくなるからだ。

“オシャレっぽいドラマ”を見事に演出できれば、意外にも今クール視聴率トップも夢ではないかもしれない。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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