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あの毒舌&暴力キャラの大物タレント、人と話せないほど人見知り&いい人だと発覚

文=古瀬裕/ライター
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あの毒舌&暴力キャラの大物タレント、人と話せないほど人見知り&いい人だと発覚の画像1泉谷しげる

 4月1日放送の『有吉大反省会スペシャル 春のカミングアウト祭り!衝撃の告白6連発!!』(日本テレビ系)で、シンガーソングライターで俳優の泉谷しげるが「破天荒なキャラは作り物」とカミングアウトした。

 同番組で、泉谷は「破天荒キャラ」を演じるようになったきっかけは、小中学生時代の赤面症と人見知りだと語った。その度合いは、人と話せないほどひどかったという。

「これじゃダメだと思ったけど、当時のヒーローはみんな男っぽい。もう憧れて。でも(自分は)いい男じゃないから、もう暴力行為に近いことをやろうと」と明らかにした。それを受けて、有吉弘行が「そもそも、お坊ちゃん育ちですもんね」と突っ込むと、「黙れっ!」と照れ笑いを浮かべて制した。

 泉谷の破天荒伝説といえば、2013年末に出演した『第64回NHK紅白歌合戦』が思い出される。演奏中に手拍子する観客と審査員に向かって、「おい、手拍子してるんじゃねえぞ! 誰が頼んだ!」と吠えた一件だ。これで泉谷の破天荒キャラは完全に確立された。

 一方、泉谷が破天荒キャラを演じているということに、ほとんどの視聴者は気づいていただろう。特に、ここ数年は「バカヤロー!」と怒鳴ったり靴を投げたりといった暴力的行為に取って付けた感があり、「“いい人感”や育ちのよさがにじみ出ている」という声も多かった。

 前述の『紅白』の一件には後日談があり、泉谷はインタビューで「テレビで聞いてる人々には故郷に帰れない人、病気になり1人で放送を見聞きしてる人、被災地で寒さに耐えてる人らがいるのだ。オイラはNHKホールに集う人よりテレビの向こうの人らに歌ってやるんだ」と、その真意を明かしている。やはり、泉谷は破天荒ではなく、根っからのいい人なのだ。

 それはさておき、今回のカミングアウトで泉谷の暴力的行為がすべて演技であると周知されたことで、今後タレントとしての使い勝手は大幅に広がったといえる。特にバラエティ方面での需要が増えそうだが、本当は内気なのに怖い男を演じている68歳の泉谷は、ある意味で「カワイイ」存在だ。これまで「破天荒キャラ」に疑問を抱いていた視聴者も「やっぱりね!」と胸のモヤモヤが晴れ、好感度も上昇したことだろう。今後の活躍が期待される。
(文=古瀬裕/ライター)

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