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フジテレビ、視聴率2%台で「好評」と判断して特番をレギュラー化→キャスティング難航の末期状態

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良かれと思って! - フジテレビ」より
 フジテレビの新バラエティ番組『良かれと思って!』がスタート直後から、いきなり“終わり”を迎えている。なんと、「出演してくれるゲストがいない」という異常事態に陥っているのだ。


 水曜22時の同番組は、バカリズム、劇団ひとり、澤部佑(ハライチ)、カズレーザー(メイプル超合金)の4人が、芸能人に対して愛のあるダメ出しを“良かれと思って”ぶつけるトークバラエティ。しかし、4月19日放送の初回以降のキャスティングがまったく進んでいないことが先日発覚した。これは、いったいどういうことか。

「どの芸能事務所に声をかけても、返事は『初回の放送を見てから判断する』というものだったようです。これはつまり、事務所としては所属タレントが出るメリットを感じられないどころか、イメージダウンも免れないと判断したということ。オファーに対して二の足を踏んだというわけです」(テレビ局関係者)

 こんな先行きが危うい番組を、なぜフジはスタートさせたのだろうか?

「ズバリ、ほかに企画がないからです。同番組は1月5日の0~1時台という深夜に『良かれと思って言わせて頂きます!』というタイトルで放送されたスペシャル番組のレギュラー版。しかし、スペシャル番組がレギュラー化されるまでには、少なくとも4~5回は特番放送を繰り返してから判断されるのが通例ですが、今回の場合はたった一度放送されただけです」(同)

 しかも、1月放送の視聴率は2.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったという。それで「好評」と判断し、いきなり昇格に踏み切らなければならないほど、フジは追いつめられているのだろうか。

「通常、番組編成は裏番組との兼ね合いはもちろん、前の番組との流れなど、緻密な計画の下で行われます。しかし、わずか3カ月でレギュラー化するフジに、そこまでの深い考えがあったとは思えません」(同)

フジの危うい番組編成、放送作家から不満の声も


 ちなみに、このテレビ局関係者によれば、フジの番組編成は、各プロデューサーや編成マンから企画を募集し、それが良ければ即採用するというやり方だが、日本テレビの場合、仮にいい企画であっても、全体の編成から見てバランスが取れなければ保留にすることもあるという。

 このフジの編成のやり方は、「実に危うい」(同)という。なぜなら、企画のキーマンとなる人間が異動になった場合、その企画自体がなくなってしまうからだ。実際にそんな苦い経験があるという放送作家は、以下のように語る。

「テレビマンといえども会社員なので異動は仕方ないことですが、フジはこの異動によって企画が流れるケースが実に多いんです。なので、本当にいい企画はほかのテレビ局に持っていこう、と思ってしまう心情も少しは理解してほしいですね」

 4月から始まったドラマ『人は見た目が100パーセント』の主演の1人に女芸人のブルゾンちえみが大抜擢されてニュースになったが、これも、裏を返せば誰も引き受ける人がいなかったがゆえの“苦肉の策”という可能性もある。

 ドラマのみならず、バラエティにゲスト出演してくれるタレントもいないどころか、いい企画も集まらないフジテレビ。復活の日は、いつになるのか。
(文=編集部)

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