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『母になる』視聴者離れで視聴率1桁へ…勝手過ぎる沢尻エリカへの強烈な違和感

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沢尻エリカ
 4月26日に放送された連続テレビドラマ『母になる』(日本テレビ系)第3話が、平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第1話から前週の第2話までは10.6%、10.7%と2ケタを保っていたが、ここにきて1ケタ台になったことで、ゆっくりと視聴者が離れ始めているのがわかる。


 主人公の柏崎結衣(沢尻エリカ)と、門倉麻子(小池栄子)、西原莉沙子(板谷由夏)の“3人の母親”の葛藤が描かれる同ドラマ。結衣は当時3歳だった息子・広が誘拐された事件を機に夫・陽一(藤木直人)とも離婚してしまったが、9年後、児童福祉司・木野愁平(Hey!Say!JUMP・中島裕翔)の働きかけで、13歳になった広(関西ジャニーズJr.・道枝駿佑)と再会を果たす。

 第3話では、結衣は家族3人での生活を再スタート。その一方で、広の心は2年前に自分を施設に預けるまで育ててくれた麻子にあり、結衣に買ってもらったスマートフォン(スマホ)で麻子と連絡を取り合っていた。そして、麻子もついに結衣らと対面する……という展開だった。

 物語は今後さらに重苦しくなっていくと予想され、それだけでも視聴者離れの一因になり得るが、私としては結衣のキャラクターに問題があると思えてならない。子どもが行方不明になっていたのは辛いことだし、実際にその立場にならなってみないとわからない心境もあるだろう。しかし、それを差し引いても気になる部分がある。

 まず、広から結衣と陽一が離婚していることを指摘された時、結衣は広を引き取りたい一心で「少し離れて暮らしてたけど、今は大丈夫。仲良くやってるから」などと嘘をついた。それは別にいいのだが、結衣はその後、結局「やめた。ごめん。お母さん、お父さんと仲良くうまくやってるって、嘘ついちゃった」と、告白。もちろん、子どもとは嘘のない関係を築いたほうがいいに決まっているが、結衣は少々勝手過ぎる。広のことを思うなら、こういう話は陽一としっかり話し合ってからすべきではないか。

 また、それが「息子との溝を埋めたい」という焦りからだとすれば、ますます結衣に矛盾を感じる。今回、広が夕飯に出されたハンバーグやマカロニサラダの写真を麻子に送り、これに対して麻子が「コウの嫌いなマカロニサラダだー」と返信しようとする描写があった。このシーンからは広と麻子の親密さや、麻子が紛れもなく“育ての親”であることが伝わってくるのだが、何より「結衣は広に好き嫌いすら聞いていないのか?」と疑問が浮かぶ。

 結衣は結局、広のケアよりも「自分が母になるために」行動しているんだなぁ、と思ってしまう。そのため、ドラマの内容以前に主人公を嫌う視聴者が続出しそうで心配だ。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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