ビジネスジャーナル > エンタメニュース > 『母になる』エリカ様は主役無理
NEW

『母になる』視聴率惨敗で「脇役に食われる」エリカ様は主役無理?もはや『父になる』

文=西聡美/ライター
【この記事のキーワード】, ,
『母になる』視聴率惨敗で「脇役に食われる」エリカ様は主役無理?もはや『父になる』の画像1「Thinkstock」より

 沢尻エリカが主演を務める連続テレビドラマ『母になる』(日本テレビ系)が5月10日に放送され、平均視聴率8.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)となった。初回10.6%で発進し、第2話も10.7%とわずかながらも上昇していた同ドラマ。しかし、第3話で9.3%と1ケタ落ちすると、第4話は一気に7.9%に転落。今回はようやく0.4ポイントの回復となったが、このまま1ケタ台から脱せない気配も強くなりつつある。

 施設に戻ることになった柏崎広(道枝駿佑)は、先輩の田中今偉(望月歩)と合流して姿を消す。木野愁平(中島裕翔)から連絡を受け動揺する広の母親・柏崎結衣(沢尻エリカ)だが、広はすぐに漫画喫茶で発見された。今偉の母親探しに付き合っていたという。

 今偉は自分が母親に会いたいように装っているが、真意は違った。自分の母親は男のために子供を捨てた最低な母親だが、それでも世界でたった一人の生みの親であることを、身をもって広に伝えようとしていた。

 居場所がわかっても落ち着かない結衣は広のことで頭がいっぱいで、夫・柏崎陽一(藤木直人)のことは二の次。寂しさを隠しきれない陽一だが、本物の家族になったようにも感じていた。結衣と陽一の距離はどんどん縮まり、広に対する思いも一致していた。

 結衣とは対照的に、今偉の母親は久々に対面した息子に牙を剥く。プレゼントのケーキと花束を地面に叩きつけ「子供を産んだら誰でも良い母親になると思うな!」と喚き散らし、男と去っていく。心をズタズタにされてもなお、今偉は広に「母親は特別なんだ」と伝えるのだった。その帰り道、広は結衣と陽一の家に帰ることを決意する。

 一方、行き場を無くした門倉麻子(小池栄子)は、井下さなえ(明星真由美)と一緒にいた緒野琴音(高橋メアリージュン)と飲み明かして意気投合。酔いつぶれた琴音を陽一の母親・柏崎里恵(風吹ジュン)の家まで送っていった。そこで里恵にも気に入られ、里恵が経営する柏崎オートで働くことになる。しかし、里恵に孫の写真を見せられ、吐き気を催す。そこには広が写っていた。それでも何かを決意して、結衣と陽一と対面する門倉。そこへ琴音が走り込んできて、鬼気迫る表情で「その人、人殺し!」と告げるのだった。

『母になる』視聴率惨敗で「脇役に食われる」エリカ様は主役無理?もはや『父になる』のページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!