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帝京大学ラグビー部の名将・岩出雅之が語る、「困難に負けない人の3つの考え方」

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帝京大学ラグビー部の名将・岩出雅之が語る、「困難に負けない人の3つの考え方」の画像1※画像:『負けない作法』(著: 岩出雅之、森吉弘/集英社刊)

 大事な商談や部活動の試合、あるいは意中の相手とのデートといった「勝負」の瞬間は、生活のあちこちにあります。さらに、病気や失業、挫折など、生きていれば様々な苦難からは逃れようもありません。うまくいって喜んだり、思いも寄らないことで落ち込んだり悲しんだり……。そんな風に考えれば、人生そのものも、ひとつの「勝負」だと言えるのではないでしょうか。

 帝京大学ラグビー部を率いて、現在全国大学選手権6連覇中の名将・岩出雅之さんは著書『負けない作法』(森吉弘氏との共著、集英社/刊)で、ピンチや困難に「負けない」ための考え方ややるべきことをつづっています。そして、ここでは具体的な仕事や試合に「負けない」だけではなく、困難の連続である人生に「負けない」ための哲学も明かされています。

■勝ってもいい、負けてもいい

 どんな勝負事であっても、「負ける」よりは「勝つ」方がいいはずで、真剣に取り組めば取り組むほど負けた時は悔しいものです。こんな時は「潔い敗者」でいようなどと思わず、思い切り悔しがっていいと岩出さんは言います。

 しかし、本当に大切なのは負けた後です。勝利の味は確かに魅力的ですが、「未来への準備」だと捉えられれば、敗北にもまた魅力があります。敗北の原因を冷静且つ詳細に振り返ることで、負けを「未来への糧」に変えることができる。このことを体感し、繰り返していくことで、負けることが怖くなくなり、そして「勝ってもいい、負けてもいい」という気持ちを持てるようになれるはず。

 どんな結果であっても、それは必ず未来につながる。このことを、経験を繰り返すことで真の意味で理解し、信じられるようになることが「人生で負けない」秘訣なのです。

■心の逃げ道をつくる

 どんなに大事な仕事であっても、どんなに打ち込んでいるスポーツであっても、自分の命には代えられません。

 しかし何であれ、ストレスを感じることやうまくいかないことも時には出てきてしまうものです。そんな苦しい時、自分を見失って、いつの間にか自分の行動や言動を反省するのではなく、自分自身を責めたりするだけだったり、ひどく追いつめたりしていませんか?

 その仕事やスポーツは、自分の命に代えてまで行うべきものなのでしょうか。本当に辛かったり、本当に嫌だったりしたら、やめてしまえばいい。そう考えることも大切です。
 こうして「心の逃げ道」をつくり、本当に苦しい時には、少しの間そこに身を置いてみる。そうやって自分の心に余裕ができてくるのを待つのです。
 心に余裕ができれば、また自分の「ベストな状態」が戻ってきます。人生で負けないためには、焦らず自分自身の心の回復を待つことも時には必要です。

■誠実な人は、必ず力をつける

 仕事や生活をしていく中では、才能がある人や頭のいい人を目の当たりにして自分の平凡さにうんざりすることも、理不尽な扱いを受けて腹が立つこともあります。

 こんな時、私たちはつい自暴自棄になったり、感情的になったりしてしまいがちですが、岩出さんはこのような辛い経験こそが「人生で負けない」ためのエネルギーになるとしています。

BusinessJournal編集部

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