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西澤真生「仕事がデキる人の栄養マネジメント」

ステーキよりご飯のほうが太りやすい?ダイエットでカロリー摂取抑制しても無意味?

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「Thinkstock」より
 ぽっこりしたおなかをさわりながら、「なかなか痩せない……」とため息をついているビジネスパーソンのみなさんに朗報です。それは、「内臓脂肪は皮下脂肪よりもはるかに減りやすい」という事実。


 脂肪全体の量は減らなくても、細胞の中身は数日間で入れ替わっています。内臓脂肪が減らないとすれば、それは毎日せっせと脂肪の源を供給し続けているからです。その供給源と蓄積の仕組みさえ知れば、あなたも必ずや“スマート”なビジネスパーソンの仲間入りをすることができます。

痩せていてもメタボリック症候群になる?


 そもそも、なぜ内臓脂肪が増えると体に悪いのでしょうか。内臓脂肪は、腸管のまわりについた脂肪細胞の塊です。肥満になると、まず脂肪細胞の一つひとつが肥大し始めます。体積でいえば、2倍以上に大きくなるといわれています。また、大きさが変わるだけではなく、脂肪細胞は肥大すると性質が変わってしまいます。

オフィスひめの作成
 脂肪細胞は、単なる貯蔵庫ではなく、活発に活動してホルモンのような物質を出しています。これを「アディポサイトカイン」と呼びます。脂肪細胞が正常な大きさのとき、アディポサイトカインはバランスが取れていて、悪さをすることはありません。しかし、細胞が肥大すると、悪玉のアディポサイトカインが多く生まれてしまいます。

 たとえば、「TNFα」という物質はインスリンの効き目を悪くします。その結果、インスリンが分泌されても血糖値が下がりにくくなり、高血糖につながります。同じ血糖値に対してインスリンがたくさん必要になるため、脂質代謝などにも影響を与えます。

 また、「アンギオテンシノーゲン」は血圧を上げる物質です。「PAI(パイ)-1」は、血栓を溶かす作用を阻害して血栓をできやすくします。脂肪細胞が肥大するということは、糖尿病や高脂血症のほかに血管が詰まるリスクが増大するということです。

オフィスひめの作成
 皮下脂肪が多くて太っている人と、内臓脂肪が多くて太っている人の違いは、そこにあります。痩せていても、内臓の脂肪細胞が肥大していればメタボリック症候群となります。メタボになると、糖尿病や高脂血症、高血圧、そして脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。

 薬で血圧を下げることはできても、脂肪細胞を小さくすることはできません。そのため、やはり食事療法によって、一つひとつの脂肪細胞を小さくすることが大切になります。

実はステーキよりおにぎりのほうが太りやすい?


 では、脂肪細胞はどうすれば小さくなるのでしょうか。脂肪細胞に「脂肪を蓄えなさい」と命令するホルモンはインスリンです。インスリンは血糖値が上昇すると分泌され、血糖値を下げる役割があります。インスリンの分泌を必要最小限にすることが、脂肪を減らすコツです。

 糖質や炭水化物を摂取すると、血糖値が上昇してインスリンがたくさん分泌されます。反対に、油脂やたんぱく質は血糖値をあまり上げないので、インスリンはあまり分泌されません。

ステーキよりご飯のほうが太りやすい?ダイエットでカロリー摂取抑制しても無意味?のページです。ビジネスジャーナルは、連載、カロリーダイエットメタボリック症候群内臓脂肪の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!