
ジャニーズ幹部候補の中居正広、ジャニー社長の後継者の可能性…残留で歴史的転換点か
ジャニーズ事務所(撮影=編集部)
中居正広の残留で、ジャニーズ事務所自体が大きく変わるかもしれない。
6月19日、SMAPの元メンバーである稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が9月8日限りでジャニーズ事務所を退所、特に去就が注目されていた中居正広は残留することになったことが発表された。中居の残留について芸能記者がこう話す。
「初代のジャニーズからフォーリーブス、少年隊、SMAPなどジャニーズ事務所に所属するグループの基本は歌って踊ること。今も、その系譜は続いています。だが、SMAPが解散した今、中居がソロ歌手としてデビューするとは考えにくい。つまり、中居は解散とともにジャニーズ事務所の中では、非常に稀なバラエティー専属タレントになったわけです」
過去にも、元フォーリーブスのおりも政夫が『アイドル水泳大会』の司会を務めるなどタレントとして活躍したが、一方で舞台への出演も続けていた。
「中居は今のところ、ドラマ出演などの俳優業は考えていないようで、今後もバラエティー番組に軸足を置くようです。今は歌番組自体も少ないですし、ヒット曲が生まれにくい状況になっていますが、SMAPはバラエティーに出演することで知名度を上げ、人気を獲得したジャニーズ初のグループでした。
今回の中居の残留は将来の幹部候補含みといわれていますが、その可能性は十分あるでしょう。『ジャニーズ事務所』という名前の通り、目利き力があるジャニー喜多川社長にしかジャニーズのタレントは生むことができませんが、現在、代替わりの進む事務所で、次期社長就任が確実な藤島ジュリー景子氏にジャニー氏のような才覚があるとは思えない。となれば、高齢のジャニー氏に代わるスターを発掘できる人間が必要になってくるわけです」(同)
そのときが、将来の幹部候補・中居の出番となるのだろうか。中居はすでにKis-My-Ft2の中の4人で結成した舞祭組(ブサイク)の音楽プロデューサーを務め、自らの番組に彼らを呼ぶこともある。
「現在5本ものバラエティー番組のレギュラーを持つ中居には、番組で通用するタレントを見抜いたり、育てたりする力があります。なにより、自分の番組へゲストを呼ぶ枠を持っているのが大きい。テレビ局のスタッフとの関係はもちろん、吉本興業など他事務所と横のつながりもありますし、中居のテレビ界における力はそうそう衰えるものではないでしょう。何年かたってみたら、ジャニーズ事務所は歌って踊るアイドルではなく、バラエティ-タレントを相当数抱える芸能プロダクションに変貌しているかもしれないですよ」(同)
中居の残留が将来、ジャニーズ事務所のターニングポイントだったと振り返られる日がくるかもしれない。
(文=編集部)
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