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食品会社がひた隠しにしたい「情報」…包装ラベルから一発で見抜く方法

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「Thinkstock」より

 食品の添加物に関心がある消費者は非常に多いが、原材料名の表示を見ても「何が添加物なのかよくわからない」という人がほとんどである。「最初に原材料が重量順に表示され、その次に添加物が重量順に表示されている」というルールを知っている人でも、何が添加物かを知らないと、どこから添加物が表示されているのかを見分けることはできない。

 ところが、そんな悩みを一挙に解消できる方法がある。

 具体例でみてみよう。以下の表示例(1)と(2)は、フィッシュソーセージの原材料表示の事例。1カ所だけ違うのだが、それはどこだろうか。また、その違いは何を意味するのだろうか。わかった方は、かなりの食品表示通だ。

表示例(1)
原材料名:魚肉、結着材料(ペースト状小麦たん白、でん粉、粉末状大豆たん白)、植物油脂、砂糖、食塩、醸造酢、香味植物油、オニオンエキス、香辛料、かつおエキス、酵母エキス、加工でん粉、炭酸Ca、調味料(アミノ酸等)、骨Ca、着色料(クチナシ、トマトリコピン)、香辛料抽出物、香料
※アレルギー表示は除く

表示例(2)
原材料名:魚肉、結着材料(ペースト状小麦たん白、でん粉、粉末状大豆たん白)、植物油脂、砂糖、食塩、醸造酢、香味植物油、オニオンエキス、香辛料、かつおエキス、酵母エキス/加工でん粉、炭酸Ca、調味料(アミノ酸等)、骨Ca、着色料(クチナシ、トマトリコピン)、香辛料抽出物、香料
※アレルギー表示は除く

 正解は、酵母エキスの後が、表(1)は「、」、表(2)は「/」となっているところだ。「/」が表している意味は「原材料と添加物を区切っている」ということだ。つまり、「/」の前は原材料、後はすべて添加物ということになる。

 2015年施行された食品表示法で、容器包装された加工食品は「原材料と添加物を明確に分けて表示をすること」が義務付けられた。文末に記載した表示例(3)の旧表示を新表示にする場合、大原則は原材料と添加物をそれぞれ欄を設けて表示する方法(表示例<4>)だが、それ以外に認められている例外規定が3つある。

 欄を設けているが項目名に添加物と表示をしない方法(表示例<5>)、欄を設けずに改行する方法(表示例<6>)、そして欄もつくらず改行もしないが、原材料と添加物の間に「/」を入れる方法(表示例<7>)である。

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