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片田珠美「精神科女医のたわごと」

松居一代さん、「現在のご状態」を精神科医が分析…「退行期パラノイアによる妄想の可能性」

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 見逃せないのは、松居さんがブログで何度も触れている「1年5ヶ月前」、つまり2016年1月に初めての離婚危機報道があったことだ。ちょうどその頃、夫の船越英一郎さんが妻の松居さんに三行半を突きつけたと報じられた。船越さんが離婚調停を申し立てたという最近の報道と照らし合わせると、夫婦関係の破綻が松居さんの精神変調の最大の原因になったと考えられる。
 

嫉妬妄想


 それだけ夫への執着が強いのか、若い女優からのメールに嫉妬した松居さんが「船越の携帯を鍋で煮た」と報じられたこともある。嫉妬とは、自分が所有している幸福を失う不安にほかならず、嫉妬深いのは喪失不安が強いせいなので、松居さんは夫を失いたくなかったのだろう。

 ただ、最近は、嫉妬深いというだけでは片づけられない行動を松居さんは起こしている。6月下旬、船越さんの“愛人”がハワイにいると主張し、週刊誌の記者と一緒にハワイまで飛んだらしい(「女性セブン」小学館/7月20日号より)。同誌には、さらに松居さんは“愛人”と信じる女性に執拗にコンタクトをとろうとしたため、その女性から抗議がきて大騒動になり、結局、現地の当局から接近禁止命令が出されたと書かれている。
  
 このハワイ在住の“愛人”について、松居さんはブログで「不倫相手は私の友、妻の友達です。彼女は人妻です。不倫をして2年半です」と主張している。(現在はブログから削除)船越さんの不倫相手と名指しされた女性は、「事実無根」と否定しており、松居さんを訴える意向とも報じられている。

 客観的な証拠を提示せず、ダブル不倫だと訴えているところを見ると、喪失不安が病膏肓に入るレベルになり、嫉妬妄想を抱いているのではないかと疑わざるを得ない。なお、もともとは仲の良かった親友、あるいはかつて愛していた恋人や配偶者が自分に害を加えていると確信し、攻撃的になるのは、妄想を抱いている人にはよくあることだ。これは、味方だと思っていた相手が敵になったと感じるからである。

退行期パラノイア


 40~60歳くらいの女性が被害妄想や嫉妬妄想を抱く場合、その原因疾患として多いのは「退行期パラノイア」である。

 退行期パラノイアは圧倒的に女性に多く、不安と高揚が入り交じった不安定な精神状態になる。最初はなんでも邪推し、ちょっとした疑念や不信感を抱くことから始まり、次第に誤解や錯覚が頻繁になる。やがて、一貫した内容を持つ妄想へと発展する。

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