NEW
木村隆志「現代放送のミカタ」

キンキが20年ぶり共演の伝説的ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』、異例尽くめのリメイクに挑む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ヤマトとタケルを追い詰める向井理に注目


 連ドラ版の主なあらすじは、以下の通り。

 高校生のヤマト(堂本光一)とタケル(堂本剛)は、「大地震が起きた」という町・幕原を訪れる。しかし、地震というのは政府による情報操作で、実際は国が研究していた微生物によって大人が死に絶え、子どもだけが生き残るという過酷な状況だった。感染拡大を防ぐために封鎖された町は、子どもが食料を奪い合い、暴力が横行する異常事態。ヤマトとタケルは子どもたちとぶつかりながらも結束を強め、勇気だけを武器に政府の陰謀に立ち向かっていった。

 97年当時は、同世代の視聴者に向けたメッセージ性の強い作品だったが、続編もその方向性は健在。ヤマトとタケルのような大人になった世代に、「今のような生き方でいいのか?」「あのころ嫌いだった大人になっていないか?」と問いかけるような展開が用意されている。

 2017年、ヤマトは中学教師、タケルは弁護士、アキラは一級建築士、モリはレストラン経営者、キイチ(小原裕貴さん)はバス運転手、スズコ(矢田亜希子)はシングルマザーとなっていたが、それぞれに問題を抱えていた。そんなとき、復興が進む幕原の図書館建設現場で爆発事故が起き、「あの微生物が蘇ったのではないか」という恐怖に襲われる。

 今回の敵は、前回同様に政府なのか? 20年過ぎてなお、隠蔽体質は改善されていないのか? 現代日本にも通ずる問題だけに、放送後の反響が楽しみだ。

 そしてある意味、政府以上に手強いのは、“大人になった自分”。ヤマトやタケルたちが、あきらめ、見て見ぬふりをし、迎合しそうになる自分との戦いも描かれるだろう。若さゆえの純粋さや正義感は残っているのか? 20年前のように再び仲間のために立ち上がるのか? 20年前から続投するキャスト全員に、そんな心の機微を表現する繊細な演技が求められる。

 一方、新キャストの注目は、幕原復興本部・本部長付の左山を演じる向井理。ヤマトとタケルを追い詰めるのが、同じ時代を生きてきた同年代の男というのが興味深いところ。クライマックスでは、お互いの思いがぶつかり合うシーンが見られるのではないか。

唯一の不安は自主規制?暴力シーンの再現なるか


 唯一というべきか、20年という歳月の不安を感じるのは、テレビ局サイドの自主規制。20年前の連ドラ版では、少年が少年をナイフで刺すシーンをはじめとする暴力シーンが多く、身を削り合うような戦いが見どころのひとつとなっていた。なかでも、最終回で見せた政府との抗争シーンはド迫力だっただけに、「あのレベルを再現できるのか?」という懸念が残る。

『話しかけなくていい! 会話術』

「話がうまい人」になる必要はない。無言でも、ひと言でも、人に好かれるための画期的コミュニケーション術!

amazon_associate_logo.jpg

『嵐の愛され力~幸せな人生をつかむ36のポイント~』

嵐に学ぶ人から好かれる、人を好きになれる人間力の磨き方。明日から使える36個の“○○力”。年齢・性別を問わずマスターできる。

amazon_associate_logo.jpg

キンキが20年ぶり共演の伝説的ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』、異例尽くめのリメイクに挑むのページです。ビジネスジャーナルは、連載、KinKi Kidsぼくらの勇気 未満都市ドラマ堂本光一堂本剛日本テレビの最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

BJ おすすめ記事