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「心霊写真」合成騒動のTBS番組、制作事情と局内で「特別視」されているワケ

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TBS放送センター
 TBSの心霊特番『世界の怖い夜』が物議を醸している。同番組は2008年以来19回にわたって放送されているが、1枚の写真をめぐって大炎上しているのだ。


「問題になっているのは、7月19日に放送された『生き物にサンキュー&世界の怖い夜 3時間合体SP』です。そのなかで、3人の男性が仲良く写っている写真が紹介されました。

 真ん中の男性の足元をよく見ると、女性の顔らしき影が写りこんでおり、池田武央と名乗る心霊研究家が『この場所で事故死した女性の霊。この世に強い未練を残している』とコメントしていたのです」(週刊誌記者)

 しかし、放送後にツイッターで男性たちの友人らから「合成です!」などの指摘が上がり、元の写真とされる女性の顔が写っていない画像も投稿された。「BuzzFeed News」によれば、写真に写っている男性の1人は心霊写真であることを否定しており、番組側から事前に使用許諾はなかったという。

 TBSは「BuzzFeed News」などの取材に対して「回答を控えさせていただく」「調査中です」などと答えているため、現時点では真偽は定かではないが、同番組の制作事情について、テレビ局関係者は以下のように語る。

「この番組で使われる恐怖映像は数社の制作会社から買い取っているそうですが、『心霊写真』に関しては、一般人から『心霊らしきものが写っている』と番組あてに送られてきたものや、霊媒師などから『こんな写真の鑑定を依頼された』と手渡されたものばかりだったそうです。

 今回は番組で紹介できるような写真が見つからなかったため、ADが合成して会議にシレッと出した写真が、そのまま使われてしまったという可能性もあるでしょう」(テレビ局関係者)

 また、TBS関係者は以下のように語る。

「『世界の怖い夜』は、TBS内でも“特別視”されている番組です。なぜかといえば、コストパフォーマンスがいい上に視聴率がそこそこ見込める特番だから。また、同番組のメインターゲットは若者層なのですが、スポンサーにとって彼らは商品を買ってくれる『お客様』です。そのため、今のところは打ち切りなどの目に遭うことがなく、重宝されているのです」(TBS関係者)

 インターネット上では、「本物の心霊なんか放送するか」「バラエティに真実を求めているわけでもないのに騒ぎすぎ」といった割り切った見方もある一方で、「疑惑が本当なら、演出の域を超えているのでは」などという否定的な声も多く上がっている。

 はたして、『世界の怖い夜』の次回の放送はあるのだろうか。また、その際はどんな放送内容に変わるのか。注目したいところだ。
(文=編集部)

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