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LGBTの「性的指向」が勝手に暴露される事案が続出…自殺に発展した事例も

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LGBTであることを必ずしも周囲に知らせる必要はない

 <最近、われわれジェンダークリニックの医療従事者は、当事者の児童・生徒やその親から、学校側から『他の児童・生徒に対して当事者の子どもが持っている気持ちを説明しないと受け入れることができないと言われている』という訴えを聞くことが増えてきました>

 <学校側から要望されると、同意しないと受け入れてもらえないと誘導されて、同意することもあると考えられます。学校側としては周囲の児童・生徒に理解してもらわないと、安全に受け入れることが難しいと考えるのは十分理解できるのですが、当事者ご本人の了解を得ることなく、ご本人の気持ちを周囲に話すことを『アウティング』と言います>

 <(中略)自分の気持ちを周囲にカミングアウトするのは、あくまで自分の意志で行うものですから、周囲の子ども達に対してどのように説明していくのかについては、当事者ご本人の意志を尊重して、慎重に進めていく必要があると思います>

 折しも神戸新聞で、体は男ながら心の性が女児だったため、12年前に女児として小学校に入学した生徒が高校をこの春卒業したことが報じられた。この生徒に関しても、06年に神戸新聞が報じた際には、ほかの生徒に知らせない状態で受け入れていることに対して、賛否両論が巻き起こったという。

 この生徒は高校卒業後、肉牛牧場に就職し、牧場主とも良好な関係を築いているようだ。LGBTの人を受け入れる際には、必ずしも周囲にその人がLGBTであることを明かす必要はない。アウティングがはらむ問題を把握することとともに、さらに社会の理解が進むことが肝要だ。
(文=ヘルスプレス編集部)

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