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「親公認」が売れる条件に AV女優のカミングアウト事情

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※画像:『うちの娘はAV女優です』(アケミン著、幻冬舎刊)

 もし自分に娘がいて、その娘が何かのきっかけでアダルトビデオに出演していることがわかったら、あなたはどんな反応をするだろうか。

 想像するに、普段は「好きな道に進みなさい」と言っている親も、この時ばかりは眉間に皺を寄せるケースが多いのではないか。何しろことがことだ。自分の娘のセックスが撮影されて、それが売りに出されて、うれしい親は普通に考えてまずいない。

 だからして、AV女優にとって、親の応援が得られるか、少なくとも反対の気持ちを押しとどめさせられるかは、活動を続けるための一つの大きなハードルになるようだ。

 『うちの娘はAV女優です』(アケミン著、幻冬舎刊)は、「AV女優としての活動をいかにして親に伝えたか」をテーマに、10人の「親公認AV女優」達の口から体験談が語られる。

■AV出演が親にバレ「即引退」のパターンも

 「親公認」といっても、娘がAVに出演していると知った時の親の反応は様々だ。「受け止められないから」ということでひとまずは帰るように言われるケース。そして、激怒し、口論になるケース。最終的に親が娘の活動を認める形になったとしても、すんなり「応援する」とならないのがこの職業ならではのところだろう。

 ただ、ネット全盛の今、親に知られずに活動し続けるのは不可能に近い。だからこそ、どんな形であれ親に自分の仕事について話して、一定の理解を得るというのは、活動を続けるためだけでなく、売れていくためにも不可欠になりつつあるのだという。

 もちろん、本書で取り上げられている10人のように、親がAV女優としての活動を知ることがいい方向に転がるとは限らない。猛反対にあって半ば強制的に引退させられる女優がいれば、辞めたと嘘とついて活動を続ける女優もいる。もちろん、なかなか言い出せない女優も。

 そんな状況にあって、親の公認が得られたことは、少なくとも女優にとっては幸いだが、親の葛藤は残る。親が反対や懸念を伝えると、「それなら親子の縁を切る」と逆上したり、ひきこもってしまったり、いわば力づくで反対を押し切っているパターンもままあるからだ。

 本書では「公認はありがたいけど、子どもをコントロールできない親が多いのかな、と思います」というAVプロダクションのマネジャーの紹介している。「親公認」の女優が近年増加しているのはまちがいない。ただ、子どもが親よりも強いという、親子関係の変化も垣間見えるのだ。

 では、女優本人たちにとって「親公認」はどんな意味合いを持つのだろうか。セックスが好きだったから、お金が好きだったから、自立したかったからなど、AVの世界に入ったきっかけや動機の強さも様々だが、この世界で長く活躍する女優はあるタイミングで必ず、「どうせやるなら」と、AVの活動を意味のあるものにするために腹を据える。

 そのタイミングに「親の公認」は、まちがいなく一役買っているのである。

(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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