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「フェミ? わかってるよ」に奪われた連帯を再び取り戻そう/河野真太郎『戦う姫、働く少女』

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正解のないWEBマガジン~wezzyより】

『女が嫌いな女』は誰にウケ、なぜ喜ばれるのかの画像1
「週刊文春」8/17.24合併特大号(文藝春秋)

 私たちの社会と文化で、女と労働はどのように描かれているだろう? 河野真太郎『戦う姫、働く少女』(2017年、堀之内出版)はこのシンプルな問いを中心に、『アナ雪』から『トップ・ガールズ』、ジブリ映画から『逃げ恥』、はては『家政婦のミタ』から『インターステラー』へと、一見無関係な作品を縦横無尽に飛び巡る。

 こうしたポピュラー・カルチャー(著者の言葉を借りれば「共通文化」)を通じて、21世紀の女と労働の関係をわかりやすい言葉で紐解く本書は、けれど同時に「わかった」つもりでいた映画やドラマを「わかっていなかった」ことを私たちに教えてくれる。それは知的なワクワクであると同時に、あり得るかもしれない未来を想像させてくれる、とても挑戦的な文化の読み方の第一歩だ。

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