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AVを生んだ男・村西とおる監督が初激白…年商100億→借金50億から復活できた理由

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村西とおる監督

 村西とおる監督の成人男性向けビデオ(AV)作品を、若い世代の人たちは見ていないかもしれない。AVはとかく新しい作品が好まれるので、これは仕方がない。

 では、村西監督作品は時代に流されて消えてしまったのかというと、それは違う。村西監督のマインドは、現在のAV業界に確実に息づいている。

 村西監督の存在が誰に近いかを考えると、手塚治虫に思い至る。手塚が誕生する前から漫画は存在したが、手塚の出現以降、漫画は一変した。手塚がつくった新しい漫画の描き方は現代の漫画にも息づいている。

 エロコンテンツの歴史においても、村西監督以前にも日活ロマンポルノなど動画作品はあった。しかし、それらはあくまで“エロいシーンがある映画”という作品だったが、村西監督の作品は違った。ドキュメンタリーで、エロだけを真摯に追い求めた作品だった。

 村西監督が多用した新しいエロの表現は当時、作品を見たすべての男に衝撃を与え、現代のAVは村西監督がつくったフォーマットに基づいているといっても過言ではない。

『裸の資本論 借金返済50億円から学んだおカネの法則41』(村西とおる/双葉社)
 6月に発売された『裸の資本論 借金返済50億円から学んだおカネの法則41』(双葉社)は、そんな村西監督が“おカネ”について書いた本である。「こんなふうにAVをつくれば、お金が稼げます」などというぬるい本では断じてない。

 おカネがないことで家族が壊れた少年時代の思い出話からはじまり、AVの撮影中にFBI(米連邦捜査局)に逮捕された話、裏本をつくった話、年商100億円まで上り詰めたが、事業でしくじり50億円の負債を抱える地獄に落ちた話。なかには、ダムの上で債権者に「ここから飛び降りてよ」と懇願された話などなど、一つひとつのエピソードが激しく、そして重い。

 また、エピソード内で邂逅する人たちが、任天堂、TSUTAYA、ダイソー、つぼ八といった大企業の創業者など、大物すぎる。おカネにまつわる半生を全力でぶつけてくる、そんな本だ。今回、そんな村西監督に話を聞いた。

他人の成功譚など意味がない


 まず驚いたのは、同書はすべて本人が書いているということだ。有名人の本は、ゴーストライターが書いていることが多い。

「全部自分で書いていますよ。他人に書いてもらってまで本を出す意義が見いだせません。いいものができるとも思えません」

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